ボールもカラフルに。色やデザインで選んでも楽しいゴルフボール

ゴルフは自分が使うボールを自由に選べるスポーツですが、いざ選ぼうとするといろいろあって迷ってしまいます。メーカーのホームページを見てもコアが何層でカバーはアイオノマーで、初速がスピンがといった説明がたくさん書いてあり見て回るだけでも大変。
しかし、上級者でなければそれほど大きな違いが出ないのともいえます。
だったら、最近流行りのカラーボールやちょっと変わった柄のボールで楽しんでしまおうというのもあり。
そんなわけで今回は特に見た目を中心にご紹介してみたいと思います。

どんな色があるの？

・黄色
ゴルフボールといえば白が定番でしたが、黄色というのもかなり昔からありました。かつてはなんだか素人っぽいとかおもちゃっぽいと言われあまり流行りませんでしたが、最近のカラーボールブームで復活。近頃はプロでも使っている選手がいます。
ツアー使用率NO1のタイトリストのプロV１シリーズも黄色をラインアップしています。

・赤色
ゴルフボールに赤！って最初はちょっと驚きますが意外と見つけやすいようです。コースで他人とボールの色が被ることもほとんどないでしょうね。ダンロップのXXIOやブリヂストンのツアーB JGRにラインアップされています。
ただ、キャディさんつきのラウンドですとキャディさんの中には白と黄色以外を嫌がる方もいらっしゃるようです。長年白でボールを追っていらしているので極端な色だと見にくいのかもしれませんね。

・緑色
最初に緑色のゴルフボールを作ろうと考えた方はきっと周囲から反対されたのでは無いかと思います。ちょっと考えると緑の芝生が敷き詰められたゴルフ場に緑のボールって、あり得ないと思ってしまいますが、実は一番見つけやすい色は緑というデーターもあるようなんです。これはちょっと驚きです。SRIXONやテーラーメイド、ブリヂストンのTOUR B RXSなどが緑のボールを発売しています。

模様はどんなのがあるの？

・サイトライン入り
最近サイトライン入りのボールが増えています。サイトラインというのはパッティングの時にラインが合わせやすいようにボールに引いてある線のこと。自分で引けるようなグッズも販売されていますが、やはり美しさはメーカーが最初に入れたものにはかないません。
通常は単色で1本のラインが引かれているのですが、キャロウェイのクロムソフトにはトリプルトラックというラインが引かれています。これは赤と青で3本の線が引かれたもので、1本の線よりも目標が認識しやすくなっています。同時に傘下のオデッセイのパターにも同じラインを入れ、パターとボールで3本の線を合わせるとまっすぐ構えられているかどうかがわかるという仕組みです。

・サッカーボール柄
おなじくキャロウェイのクロムソフトにはサッカーボール柄があります。TRUVISという名前がついていますが、どう見てもサッカーボールです。
渋野日向子選手が優勝した全英女子オープンで最終日ひとつ前の組をまわっていたモーガン・プレッセル選手が使っていたのでテレビ中継を見ていた方は気がついたかもしれません。見た目のインパクトは抜群です。

・三角模様
テーラーメイドがあたらしく出したTP5シリーズに採用されているのが全面に散りばめられた三角の模様。三角の底辺同士を平行にすることで直線が認識しやすいといった謳い文句なのですが、別にそんなにハデにしなくてもと思ってしまいます。いかにもリッキー・ファウラーを意識したオレンジのカラーが斬新です。

・キャラもの
コンペ景品レベルならいろいろありますが、実用に耐えうるものとして秀逸なのは飛びモンの愛称で人気のブリヂストンのTOUR B JGRが出しているドラゴンボールと北斗の拳。少し割高な設定になっているので、無くしたらもったいないですけどね。

まとめ

今回はご紹介しませんでしたがVOLVIKという韓国のメーカーのボールやホンマのボールもカラフルです。ご紹介したのはいずれも通常のホワイトのボールでも高い評価を得ているものが中心。ボールとしての実力も確かなものです。
ボールの色柄が楽しいと気分もあがります。ぜひいろいろと試してみてください。