アプローチの打ち方を「効き目」で変えてみるとダフらない!



アプローチ

ゴルフのラウンド中、アプローチでどうもダフってばかり。
そのような経験がある方は効き目によるアプローチの打ち方を考えてみましょう。
効き目が右か左かでボールの見え方が違うので、打ち方も変えてみましょうということです。ご紹介しますので参考にしてみてください。

効き目で違うアプローチ

効き目によるアプローチの打ち方は2タイプ。

・ 体の回転で打つ打ち方
・ 手首を積極的に使う打ち方

効き目が右目ならボールを右から見るため体を回して、打球を追うようにルックアップしながら打つ動きが合います。
また効き目が左目ならボールを左側から見るので、頭を残しリストターンを使って打つ動きが向いています。

【効き目がわかるテスト】
そこで自分の効き目をチェックする方法をご紹介します。
両手の指先を合わせて作った三角形の真ん中に対象物を置いて、まずは両目で見ます。
そして次に片目ずつをつぶって見て、その時に両目と同じように見える方が効き目です。
距離測定器や望遠鏡を覗く目でもあります。

【効き目が右目なら顔を回しても】
右目が効き目だと、頭を残すとなんだか窮屈に感じて左に振りづらくなります。
無理に残すより、ルックアップしながらボディターンした方が動きやすいです。
その時フェースの開閉は少なめになります。
このタイプなら、フルショットでも体と顔を回してボディーターン主体で打ちます。

【効き目が左目なら頭を残す】
効き目が左目だと左からボールを見やすく頭を固定して打ちやすいです。
インパクト時点で頭が動かないのは、ボールを左目で見ているから。
なので頭を残してリリースする打ち方がマッチします。
軸が固定されるので確実にミートできます。

体のターンが少ない分手首が使いやすくなって、ルックアップに比べるとフェースの開閉は大きくなります。

自分の効き目とそれに合う打ち方がわかれば、アプローチショットでの凡ミスが減るのです。

効き目にあった打ち方をやってみる

そこでアプローチにおける効き目に合う打ち方をご紹介します。

【ミスしないグリップは効き目で違う】
右目が効き目でルックアップをするタイプなら、フックグリップが合います。
体を回して手首を使わない打ち方なので、フックに握ってフェースの向きを固定するのがベター。
この打ち方だとスピン量も安定して弾道が一定になりやすいです。
そしてボールの位置を真ん中か、やや右よりにして、構えをオープンにすると体を回しやすくなります。

一方、左目が効き目で頭を残すタイプだとスクエアグリップが合います。
ボールを左から見てリストワークでヘッドをターンさせるので、手首を動きやすくしておく必要があるからです。
頭を動かさずに打つので、やや左足体重にして左軸のイメージで構えてもOK。
壁を作りやすいクローズに立つのもアリです。

【効き目によるスイングのポイント】
右目が効き目のルックアップタイプはボールの下手投げのイメージで動きます。
腕と体を連動させ、目標方向を見ながらボールを投げるのと同じように、アプローチショットでも体を左に回し腕を連動させるのです。
結果的に下から上にクラブを振る格好になるので、弾道も高くなります。
距離のコントロールは振り幅で行います。

そして効き目が左目の頭を残すタイプの場合、手首を横に動かすヒンジコックを使います。
左手首を手のひら側に折りながら上げた後、頭を残すため左手首を甲側にリリースしてヘッドを走らせるのです。
左の壁をイメージして打つと良いでしょう。
フェースを開閉させようとアームローテーションを意識すると手打ちになりやすいので注意しましょう。

まとめ

ゴルフのアプローチでしっくりこない場合は、効き目に合う打ち方をしてみましょう。
これまでの常識だとルックアップはダメ、という感じでしたが、効き目が右ならルックアップが打ちやすいです。
一方効き目が左目ならこれまでの常識通り頭を残した方が打ちやすいです。

ルックアップなら、手前から滑らせてボールを打つ。頭を残すなら、左の壁をつくってクリーンに打つ練習をすると更に効果があります。
是非試してみてくださいね!

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