気になるドライバーのフェースの傷消しのやり方はこうする!
ドライバーのフェースに傷が付くと、手元から遠くてもやっぱり気になりますよね!
その傷は家にあるもので消せるかもしれません。
そしてもし仕上がりが気になるようだったら、新品同様にするために工具や研磨剤を使ってみましょう。
そのやり方をご紹介していきます。
傷のついたドライバーのフェースを消すには
ドライバーのフェースの傷は、次の方法で目立たなくしたり、消したりできます。
【キッチン用品を使う】
ドライバーの傷には、意外にもフェースを綺麗にしようとしてできたひっかき傷があります。
アイアンの溝に土や芝生がつまってウッドティーなどで溝を彫ることがあるでしょう。
その習慣があると、深い溝のないドライバーのフェースにも同じことをしがちです。
勢いよく削るとラインから外れて擦ってしまい傷ができます。
それには、キッチンなどの掃除用のメラミンスポンジを使用して目立たなくするか、物足りないならキッチン用のクリーム系研磨剤を使用すると傷跡を消せるかもしれません。
【完璧な傷消しには電動工具を】
キッチン用品を使った手作業では完全に傷は消えないかもしれません。
もし自宅にドリルやサンダーがあれば、塗装仕上げ用のパフを使ってクリーム系研磨剤で磨き上げると、傷はより目立たなくなります。
現在主流のチタンヘッドは傷が付きにくいですが、それでも付いた傷は機械でないと完璧には消せません。
どうしても気になる場合は、ドリルとパフがあればいざという時にスムーズな作業ができます。
傷消し後に鏡面仕上げをしてみる
様々な方法で研磨をすると光沢がなくなる場合があります。
【電動工具で新品同様に】
そこで電動工具に鏡面仕上げ用のパフをつけると、光沢を鏡のように出すことができます。
磨くパフは、準光沢な仕上がりとなる600番か、完璧な鏡面仕上げになる800番を使用します。
そこでは回転数の調節機能のついている電動工具を使用して、回転数を5000回転ほどに落とすことが大事です。
可変式の電動工具の購入がためらわれる場合は、細工作業に使うリューターにすると比較的安価になります。
1回限りの傷消しならば、電動工具ではなく鏡面仕上げ用の研磨剤を使う手もあります。
【傷消しの為だけに電動工具は変えない】
電動工具をわざわざ購入するのがためらわれる場合。
少し時間はかかりますが、専用の研磨材で鏡面に仕上げることもできます。
「ダイヤモンドペースト」という研磨剤を使うと、0.5ミクロン単位で表面を削れるので仕上がりは鏡のようになります。
本来はパフを使用しますが、1000番~10000番まで揃う7本セットを使用すれば、綿棒などで擦っても鏡面仕上げにはなります。
ただ全てを鏡面仕上げにするには相当な時間がかかるので、傷消しした部分にだけダイヤモンドペーストで磨くのが良さそうです。
【傷消しできない場合もある】
フェースの表面を擦っただけの傷なら、キッチン用のスポンジで擦ったり電動工具で磨くことで傷消しはできます。
ただダフリやティーショット以外でドライバーを使った場合、砂利による傷がつくことも。
硬いチタンでもフェース面に砂利が当たって、へこんでしまうことがあります。
その場合グラインダーなどで削れば傷は目立たなくなりそうですが、残念ながらこれはやってはいけない方法で、理由は2つあります。
1つ目は、チタンヘッドは2~3ミリの丈夫な素材ですが、1ミリでも削ると割れる危険性が高まるからです。
2つ目は、薄くなる分スプリング効果が高まって、ルール違反の高反発クラブになる可能性が出るからです。
なので、この場合サンドペーパーなどで表面のバリだけを剥がして使うしかありません。
念のため工房などで安全確認をしてもらうのがよさそうです。
まとめ
傷のついたドライバーのフェースは、まずキッチン用品で消してみましょう。
電動工具があれば納得のいく仕上がりになる可能性もあります。
ただ研磨と磨きはやりすぎは禁物なので、ある程度で妥協した方がよさそうです。
また研磨しない方が良い場合もあるので、気をつけて取り組んでみてくださいね!