女子でも飛ばせる!ドラコンプロの飛距離の出し方を参考に!
レディースゴルファーがもっとドライバーで飛ばしたいなら、ドラコンプロの飛ばし方を参考にしてみましょう。
彼女達は並外れた体格でもないのに驚くような飛距離を出します。
力がない、体格に恵まれていないと諦めずに、効率の良いドライバーの飛ばし方を身につけましょう。
ドラコンプロはどれくらい飛ばす
ドラコンは「ドライバーで飛ばすコンテスト」であると想像がつきますね。
実際プロもいるドラコンとはどのようなものか確認してみます。
【ドラコンとは】
ドラコンとは、ドライビングコンテストの略称です。
ドライバーを使ってフェアウェイを捉えて、どれだけ遠くに飛ばせるかを競います。
多くの場合ドラコン指定ホールというものが設定されていて、そこでの飛距離勝負となります。
アマチュアではコンペや友達とのラウンドで経験がある方もいるかもしれませんね。
【驚くドラコン公式記録】
JPDA(一般社団法人日本プロドラコン協会)ドラコン公式記録と言うものがあります。
各主催団体が行うドラコン競技に参加し、ゴルフルールにそった用具を使用した上で、選手が記録した飛距離とします。
会場によって、打ち下ろしやフォローの風により飛距離に対するアドバンテージが発生したとしても、その記録はJPDAドラコン公式記録となります。
そうなると打ち下ろしのフォローもありなので、驚くような記録が出ます。
女子のドラコンプロの押尾紗樹プロは、身長157cm ながらも377ヤードの記録を持っています。
参考になるドラコンプロの飛ばし方
小柄ながらドライバーで377ヤード飛ばす押尾プロには参考になることがいっぱい。
彼女が意識しているポイントをご紹介します。
【グリップ】
クラブを持ちあげるのに強い握力は不要。
新聞紙を丸めてクシャクシャとして、それがつぶれないくらいの圧でグリップを握ります。
そして力の入れ具合は、クラブを垂直に立ててクラブが抜け落ちないくらいギリギリでクラブを握ります。
これがヘッドスピードを上げるコツです。
そしてグリップは手のひらではなく指先で握ることがオススメです。
フィンガーグリップにするとインパクト時にヘッドが動きやすい上に、指に引っかけてにぎることで、ヘッドを速く動かせるのです。
【振り子のエネルギー】
ゴルフのスイングはブランコと同じと考えます。
ブランコに乗っている子供に勢いをつけてあげるには、ブランコが上がりきったところで背中をポンと押してあげますよね。
この一瞬でブランコが加速します。
ブランコと同じように、スイングのトップからの切り返しの時に、一瞬だけ押してあげるとスピードが増します。
押してあげるというのは、下半身や体幹の力を一瞬発揮してダウンスイングするということです。
飛ばない人のスイングは、グリップやクラブがトップに到達する前に切り返しています。
エネルギーのロスをしてヘッドスピードが上がりません。
それから、振り子を無視して力任せにインパクトに持って行くと、同じようにヘッドスピードも上がらず飛距離も出ないですね。
【脱力から力を入れるポイント】
振り子のエネルギーを利用して効率的に、と言ってもなかなか難しいかもしれません。
まずひとつ、腕の力を抜くことを意識しましょう。
グリップを握る際に気を付けることを思い出して、1度腕をブラブラさせてから新聞紙を潰さないくらいの強さでグリップを握り直します。
脱力したら、次は反対に力を入れるポイントです。
トップまでクラブを上げたら、腰や足を使って拳1個分だけ全力でクラブを下に引っ張ります。
ほんの一瞬だけで、あとは何もしなくてOKです。
そのイメージが持てれば今までと違った感触になり、より「飛ばす」ことができます。
まとめ
ドライバーを持てば「飛ばしたい」という意識になるのは誰でも同じですね。
そこで力が入ってしまうのは仕方がないことかもしれません。
そこで一歩立ち止まって、グリップを握る時は力を抜く、打ち急がずトップまで持って行き一瞬力を入れる。
それを意識してフォロースルーまで持って行ってみると、より長い飛距離が出せるでしょう。