ゴルフウェアを選ぶときにもサステナブルを意識してみよう
地球規模で環境への取り組みへの意識が高まる中、ゴルフに関しても持続可能を意識する時代になりました。
ゴルフ場側ではそれらに深くかかわる面がありますが、プレーヤーとの相互理解が進めばゴルフはもっとサステナブルに。
ゴルフウェアを選ぶときにも意識してみましょう。
サステナブルなゴルフウェア
サステナブルを叶えたウェアがあると聞くと、どんなものなのか気になりますよね。
【まずはポロシャツを】
私たちがサステナブルを取り入れるなら、ベーシックなポロシャツからというのが簡単かもしれません。
ポロシャツに使用される、次のようなことを参考にしてみてください。
・ 速乾性とストレッチ性に優れた再生ポリエステル素材を使用
・ 生産過程で出る裁断くずや残反、使用済の衣料を原料にした糸を使用
・ 古着をポリエステルを循環する原料に変えてそれを使用
【ヘッドウェアも】
ゴルフの必須アイテムであるヘッドウェアをサステナブルにすれば、すぐに環境にやさしいゴルファーの仲間入り。
リサイクル繊維をたくさん使用したキャップに冷感機能がついているものなら真夏にバッチリ。
通気性や接触冷感もエコ素材で実現します。
【足元もサステナブル】
例えばサステナブル化で知られる「アディダス」のスタンスミス。
デザインそのままに、リサイクルの防水人工皮革アッパーを採用。
また、「エコー」では、水を使わないなめし技術やリサイクルラバーソールなど取り入れています。
他にも行き帰り用のシューズとなると色々見つかります。
・ 木材パルプを原料とし生分解する素材を使用したブーツ
・ 天然のタンポポ由来のゴムをソールに使用したシューズ
・ アッパーはグローブ、ソールはタイヤを再利用したシューズ
【持ち運びもサステナブル】
トートバッグやショルダーバッグも、耐久性のあるナイロン素材や飽きずに使える帆布のバッグ、また次のようなものを参考に選んでみてください。
・ ビーチクリーン活動で回収したペットボトルを含む再生ポリエステルやリサイクルナイロンを使用したショルダーバッグ
・ 天然皮革ではなくフェイクスエードを使用したバッグ
・ トラックの幌を再利用して作られたポーチ
サステナウェアのオシャレなブランドの取り組み
ゴルフウェア関連の様々なブランドの商品にサステナブルな取り組みが行われています。
【エコ素材】
再生ポリエステルなど、繊維のリサイクル化や生分解素材で不要なごみを減らす取り組みが急務である中、リサイクルポリエステルへの切り替えが行われています。
2025年までに1億7000万本のリサイクルペットボトルの活用を明言している「ラルフローレン」。
すでに多くの製品で原油から生産させるバージンポリエステルの使用を削減しています。
【動物愛護】
羊からウールを採取する際に負荷を軽減するノンミュールジングウールの使用や、人工皮革など持続可能な原料調達も急務。
上質ニットで知られる「ジョンスメドレー」が使用するメリノウールは、動物の公正な扱いと環境保護に関する認証が与えられたもの。
機能的で肌触りが良く、動物にも優しいということです。
【サステナ工場】
再生ポリエステルや生分解性繊維をできる限り使って、オーガニックコットン100%使用する「ヴィリダリゴルフ」のウェアは、生産工程まで環境に配慮しています。
CO2排出量の削減や廃棄物削減など、生産過程で脱炭素などサステナブル化に積極的な工場の製品です。
【エコ染色】
最新エコ染色で独特な発色を実現。
水を使用しないで生地を染める素材を使用した「ビバハート」のポロは、天然由来の染色でも発色は◎。
大量の水を消費、洗浄薬剤などを使用する染色方法を、天然由来成分で環境負荷を抑えられる方法に切り替えています。
まとめ
地球規模でサステナビリティが言われる中、私たちゴルファーも無関心ではいられなくなりました。
今や環境問題は一部の意識高い系の人たちの問題ではないですね。
どんな工程でそのウェアが作られているのかをできる限り調べて、積極的にサステナブルなウェアやグッズを取り入れてみましょう!