ゴルフウェアとしてパーカーはアリ?羽織のマナーとは
朝のゴルフ場は、思っているよりも冷えたりするものです。そんな時にパッと脱いだりする事ができる羽織を準備したいという方も多いかと思います。ですが、羽織にはマナーは無いのでしょうか?
伝統やマナーを重んじるゴルフですので、どうしても気になってしまいますし、マナーに抵触してしまうからと着れなくなってしまうのも勿体無いです。マナーに抵触しない羽織で楽しみましょう!
PHOTO:アスリスタゴルフ
パーカーはアリ?
まず早速、パーカーからご紹介していきたいと思います。
結論から申し上げますと、パーカーはあまり適していません。カジュアルな印象になってしまいますし、動きにくい物もあります。もともとパーカー自体、ゴルフ向けの物ではありません。
特に、ドレスコードが厳しい場所や名門クラブと呼ばれるような場所では、控えておいた方が無難です。
体温調節をしたい時には、ウィンドブレーカーや、カーディガンを準備するようにしましょう。ゴルフ用の物や、スポーツ向けのウィンドブレーカーだと、しゃがんだりした時に胸元が膨らんで邪魔しないように工夫されていたり、ショットを打った時に袖が引っかからないように設計されていたりします。
羽織のマナー
ゴルフのプレー中に、気温差がある場合には羽織があるととっても便利です。ですが、羽織にもマナーがあるのです。
基本的には、羽織を着る事自体に季節的な縛りはありません。クラブハウスに入る時のジャケットよりも、少し緩い感じですね。各個人が必要だと思った時に着用する事ができます。
ですが、あまりにも奇抜なデザインだったり、ゴルフを行うのに適していない素材などは避けておきましょう。そしてウィンドブレーカーでもフード付きの物については、あまり望ましくはありません。
絶対にやめておいた方が良い、と言うわけでは無いのですが、適しているとも言い難いです。もし迷っている場合には、フード無しのスタンドカラータイプなどにしておきましょう。
ちなみに、スタンドカラータイプの物だと、首をガードしてくれます。すると、どうしても帽子付近から雨が垂れて来てしまった時にも、内側への雨の侵入を防いでくれる役目もしてくれます。紫外線も気にしなくて良くなります。
特に色味などに、細かいマナーなどはありませんが、同伴プレーヤーの方に迷惑とならないよう、蛍光色だったり、目がチラチラしてしまうような物は避けましょう。自分は目に入る事は少ないですが、同伴の方からすると気になってしまったりする可能性もあります。
あくまでも、スポーツをするのにしやすい服装を心がけておきましょう。
季節によって素材を変えるのも良いです。紫外線カットができたり涼しくプレーできる物や、保温性に優れている物などもありますので、お好みの物を見つけておきましょう。
デザインなどが適していれば、必ずしもゴルフ用の物でなくても良いですが、ゴルフ用の物はゴルフで行う動きがしやすいように考えられています。
ゴルフ用では無い物から選ぶ時には、よく試着をしてから購入するのが良いでしょう。
羽織の下は
羽織の下は、「見えないから」とTシャツなどを着てしまうのはNGです。もしかしたら、思わぬ場面で、羽織を脱ぐ機会があるかもしれません。
ですので、羽織の下には普段通りのゴルフウェアを着て、その上から羽織を着ます。ちょっと面倒に思えるかもしれませんが、やはり動きやすさで言うと、ゴルフウェアが良いでしょうし、結果的にも自分が楽になります。
まとめ
せっかくのラウンドなのに、寒くて納得のいくショットが打てないと言う状況になってしまっては残念です。体温調節しやすい服装を心がけるのも、コンディションを整える内に入るかと思います。
ぜひ気温が変わりやすい日は、使いやすい羽織で思う存分楽しんでくださいね。