寒暖差の激しい季節のゴルフはバランスのよい重ね着で対応!
自然の中でプレーするゴルフでは、四季の移り変わりの他にも、朝晩の寒暖差や急な雨に対処する必要がありますよね。
登山などの過酷なアウトドアシーンにおいては特に重要視されている重ね着。
ゴルフでは動きやすさが重要ですが、参考になることがあります。見ていきましょう。
PHOTO:リジーオンラインストア
ゴルフで必要な正しい重ね着
役割の異なるレイヤーを正しく組み合わせて重ね着をすることが、寒暖差を克服して快適なプレーをすることにつながります。
レイヤーそれぞれの役割を見ていきましょう。
【ベースレイヤー】
ポロシャツやモックネックなど、肌に直接触れるのがベースレイヤー。
・ 機能性インナー
・ ポロシャツ
・ モックネック
汗を直接吸って衣服内をドライに保つ、吸湿速乾性に優れたアイテムを選ぶのが基本です。
暑くなりそうな日は、通気性や接触冷感など体を冷やす機能があるとバッチリです。
【ミッドレイヤー】
保温性の確保が目的のミッドレイヤー。
・ ベスト
・ ウールニット
・ スウェット
・ フリース
・ インナーダウン
保温性を高めながら、一方で汗をスムーズに透過させるアイテムがあると安心。
その中でも暖かい日にはベスト、寒い日にはフリースなどの使い分けが必要です。
さっと羽織れてスイングの邪魔にならないベストは特にオススメです。
また保温性を求めるなら多機能構造でダンボールのような構造をしているダンボールニットもトレンドです。
その一方、着脱自在なジップパーカーも脱いだり着たりがやりやすいですよね。
発汗、運動量などに応じて通気性・速乾性のレベルを選びましょう。
【アウターレイヤー】
雨や風などの衣服内への侵入を防ぐアウターレイヤー。
・ 中綿ジャケット
・ アウトドアパーカ
・ 防風ダウン
アウターには悪天候時に対応できる、レインウェアや防風ジャケットが必要です。
特に重要なのは、動きを妨げないものを選ぶことです。
最近はアウターで着用感がないほど超軽量なパッカブルアウターがあります。
いつもゴルフバッグに忍ばせておくと安心ですね。
ゴルフの状況別の重ね着はこれ
一日の中でも寒暖差が大きい状況下では、ウェアを脱ぎ着することが重要です。
そこで脱ぐと寒い、着ると暑いといった事態を防ぐためにバランスのよい重ね着が大切です。
【秋から冬のゴルフの重ね着】
秋は過ごしやすい反面、天候も変わりやすい季節。
朝のスタート時が晴れなら、少し寒くても気温の上昇を考慮して、長袖と半袖のベースレイヤーの二枚重ねまで。
お昼前に急に風が強くなってきたら、防風機能付きの中綿のベストをサラッと羽織って体温の低下を防ぎましょう。
そして午後には予想外の雨にあうことも。
それでもキャディバッグに忍ばせていたパッカブルの完全防水・防風のジャケットがあれば、着用して無事にホールアウトできます。
【高原リゾートの重ね着】
その他、例えば高地だと朝と昼の寒暖差はより大きくなります。
そのため朝家を出る時に暖かくても油断は禁物。
ゴルフ場に着いた時に、寒くて着るものがないという事態にならないような準備が大切です。
そこで活躍するのが、シャカシャカ素材のアウターレイヤー。
パッカブル仕様でコンパクトに収納できるものや、防風機能付きであれば安心です。
朝のスタート時に気温が12度くらいだったら、ミッドレイヤーの保温性があるパーカーでも寒いので、さらにパッカブルの防風ジャケットを羽織りましょう。
その一方朝は寒くても、後半スタート時に20度越えになる場合も。
通気性のよいモックネックシャツなら、それ一枚で快適にプレーができます。
ただ高原だとラウンド終了頃にまた気温の急低下も。
そこでミッドレイヤーの保温性の高いパーカーを羽織って無事終了となります。
まとめ
ゴルフ場での重ね着は、過酷な状況のアウトドアの重ね着が参考になります。
ベースレイヤーの他に着脱のしやすいミッドレイヤー、アウターレイヤーを用意して寒暖差に対処しましょう。
慣れてきたらファッション性も意識して取り入れて、楽しんで重ね着をしましょう!
快適な着こなしがわかればプレーにもっと集中できますね。