次のゴルフでもっと飛ばしたいならストレッチが効果的!
ゴルフをするのにストレッチが効果的とはよく言いますが、今回飛ばすためのストレッチをご紹介します。
一番簡単で効果があるのが背中を回しやすくするキャット&ドッグというストレッチ。
その他に3つ、計4つのストレッチをご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
アドレスに効くストレッチ
ゴルフのアドレスに効くストレッチは、やるかやらないで飛距離に差が出るのですが、これはラウンド直前に行うだけでも効果があります。
【キャット&ドッグ】
ゴルフのスイングで最も効果があるストレッチが、背中を丸めたり反らせたりするキャット&ドッグというもの。
やり方は簡単で、両手両ヒザを地面につけた四つん這いの姿勢から、思いっきり背中を丸めて、背中の筋肉を限界まで伸ばしてください。
次に背中を思いっきり反ってお尻を突き出します。
これを交互に1回10セットくらいやってみましょう。
【キャット&ドッグの効果】
キャット&ドッグがゴルフスイングに効果がある理由は、四つん這いになっていることで、骨盤が前傾してゴルフのアドレスに近い姿勢になっているからです。
その姿勢から背中を反ったり、伸ばしたりすることで、胸椎、肩甲骨、そして背中までスイング中に動かしたい部位を同時にストレッチすることができます。
日常的に行うことはもちろん、ラウンド直前にやるだけでも効果があります。
【首を伸ばすストレッチ】
次は首を伸ばすストレッチ。
アドレスで猫背や前屈みになっている人は、首が縮こまっていることも多い。
このストレッチで首のラインも伸ばせるので、背中側だけでなく、首から胸、腰のラインも綺麗なアドレスになります。
そのやり方は、直立した姿勢から、リラックスしたまま顔を真上に向け、両手を背中の上で結んで胸から首までを目一杯、伸ばします。
顔を上に向けたまま背中をそって、肩甲骨を下げるだけ。
【首を伸ばすストレッチの効果】
このストレッチの効果は、背中を反った後骨盤を立てやすくなること。
アドレスでは骨盤から前傾することが大切なのですが、なかなか言葉では説明しにくいもの。
そこでこのストレッチをしてみると、胸の上部から首、顎までが綺麗に伸びるので、説明しにくかった綺麗なアドレスが作れます。
そして骨盤を前に立てやすくもなり、アドレスの姿勢が決まってきます。
スイングに効くストレッチ
次にスムーズにスイングするためのストレッチをご紹介。
【骨盤を移動させるストレッチ】
次はヒザ立ちの姿勢で骨盤をヨコ移動させるストレッチ。
飛ばすにはテークバックでの骨盤の横移動が大切ですが、立っているとその感覚が掴みにくい。
そこでオススメなのがヒザ立ちの姿勢で骨盤を左右に動かすストレッチ。
両膝をついた姿勢から上半身を移動させるのですが、テークバックでは骨盤の中心が右足の上まで、フォローでは左足の上まで横に動かせるということになります。
頭は無理に固定せず、骨盤の動きと一緒にテークバックでは右、フォローで左に動いてOK。
膝立ちで骨盤の横移動ができると、本番のスイングでも自然に骨盤を動かせるようになります。
【肩甲骨のポジションを下げるストレッチ】
ドライバーを打つ直前にやりたいのが、肩甲骨のポジションを下げるストレッチ。
体が硬いと、肩甲骨がどんどん上がって、その結果カット打ちになりやすくなります。
それを回避するためにクラブを頭の上に高く上げた状態から、背中側に下げてください。
クラブを下げた時に肩甲骨下がってくれるので、そのままアドレスに入ると、肩甲骨が低い構えになります。
背中側にクラブを下ろした時に背中をまっすぐにキープできない人は体が硬くなっているので、普段からこのストレッチをして、肩甲骨周りの柔軟性を高めましょう。
まとめ
次のラウンドからすぐに飛ばせるテクニックというのは色々ありますが、クラブを振るだけでなく、ストレッチを行うだけで飛ばすことができます。
今回ご紹介したストレッチでどれも簡単なもの。
ゴルフのためだけでなく、ふだんの姿勢も良くなるのでぜひ取り入れてみてくださいね。