大活躍の渋野日向子プロ!そのセッティングにも興味津々!



注目選手

海外メジャー制覇をはじめ大活躍中の渋野日向子プロ。
彼女を支える14本のクラブが気になりますね!

ドライバーからパターまで全て「ピン」で固められていたセッティング。
このクラブの高い性能と彼女のスイングが合致したところで、結果が出てきているのでしょう。

どんな特徴があるのか、そして私たちにも参考になるのかを探っていきます。

渋野プロのセッティングとその特徴

渋野プロの2019年AIG全英女子オープン最終地のセッティングを見てみます。

【ドライバー】
ピンG410 PLUSドライバー
シャフト藤倉コンポジット569スピーダーエボリューション6(44.75インチ、硬さSR)装着。
ロフト角はマイナス1度、ライ角をフラット、ウエイトポジ村をスタンダードに設定している。

【FW&UT】
ピンG410 LST フェアウェイウッド G410 LST フェアウェイウッド(3番14.5度)
ロフト:STD、ライ角:フラット

ピンG410 フェアウェイウッド G410 フェアウェイウッド(5番17.5度)
ロフト:-1度、ライ角フラット

ピンG410 ハイブリッド(3番19度、4番22度)
3番ロフト:STD、ライ角:フラット
4番ロフト:STD、ライ角:STD

【アイアン】
ピンi210 アイアン i210 アイアン(5番~PW)

【ウェッジ】
ピングライド フォージド ウェッジ(52度、58度)

【パター】
ピンシグマ2 アンサー パター 33インチ
ライ角は2度フラット、グリップはピストル型にしている。

全英女子オープンで発揮した渋野プロのセッティング

14本のクラブの総合力で、渋野プロは全英女子オープンで結果を出しました。
結果を残せたのは、クラブの性能だけでなく、彼女のスイングに合うようにフィッティングがされた道具があったことも要因です。

【全英女子オープンで魅せたドライバー】
距離の短いパー4でワンオンをしバーディーを決めた渋野プロ。
G410 PLUSドライバーは飛んで曲がらないという魅力があるので、思い切った挑戦ができます。
多くのツアープロも投入していて威力を発揮しています。

渋野プロ独自の設定がされているのも、PINGのフィッティングのおかげかもしれません。
PINGではツアープロだけでなく、アマチュアゴルファーのフィッティングも実施しているので、どんなゴルファーにも最適なクラブ選びが可能になっています。

【フェアウェイを確実にキープ】
渋野プロは全英女子オープンではロングゲームを重視した攻撃なセッティングをしていました。
コースによってフェアウェイウッドやハイブリッドの番手を替えているのです。

フェアウェイウッド、ハイブリッド共にボールが上がりやすいので、グリーンでしっかり止まり、パーオン率を上げました。
特にハイブリッドはアイアン感覚で振り抜けるので方向性が安定しやすいのです。

【高いパーオン率を支えたアイアン】
高い弾道でピンを直接狙い、どんな状況でもコントロールできるショットが打てるのは、打感が良いi210アイアンと、少ないバンスでスピンが効くグライドフォージドウェッジのおかげかもしれません。

【絶対的な信頼を寄せるパター】
好調の理由にパターを変更したことがあるかもしれません。
それはマレット型からピン型に替えたことです。

以前は渋野プロはスイング軌道がインサイドアウトだったので、ピン型は苦手だったそうです。
ところがこのピン型のシグマ2アンサーを使ってみたら、慣れてくるとイメージ通り打ちやすいと思えるようになったそうです。

渋野プロの今季好調の理由になったクラブはパターでした。
マレット型からピン型に変え、自信を持ってプレーするようになったからです。

まとめ

渋野プロはフィッティングでクラブの細かな設定をしています。
その上でトータルに同じメーカーを使用しています。

実力があって、自分に合うクラブにも出逢えたなら怖い物なしですね。
渋野プロの場合、今回パターの型を替えてイメージ通りボールが打てるようになったのも優勝に大きく貢献したかもしれませんね。
ティーショットやグリーン上のパットは怖い物なしのように見えます。

アマチュアゴルファーでも、プロと同じようにとはいきませんが、フィッティングなどは実施できます。
そこで少しでも自分に合うクラブに出会えたなら、新しいゴルフに目覚めそうですね!