ユーティリティの飛距離を伸ばすためのコツ



ウッド

クラブ選択でユーティリティを入れるべきか悩んでいるゴルファーは多いでしょう。比較的最近開発されたクラブで、改良も続けられているので、必要なのかどうかを検討されているゴルファーもいると思います。

ユーティリティの本来の目的はフェアウェイウッドでは飛び過ぎるが、5番アイアンでは届かない距離を生めるためのクラブです。

もちろん3番アイアンや4番アイアンを使用するゴルファーもいますが、ロフト角が小さく、シャフトも長いためゴルフ初心者には難しいクラブでした。

そこで開発されたのがシャフトはフェアウェイウッドよりも短く、ソールはアイアンよりも広いユーティリティです。多少のラフであっても問題なくショットすることが可能です。

今回はこのユーティリティの飛距離を伸ばすためのコツについてお伝えしていきます。

ユーティリティの種類と飛距離の目安

ユーティリティにも種類があります。ロフト角で呼ぶことの方が多いかもしれません。17度から27度くらいのクラブが主流になります。

こちらは製造しているメーカーなどによっても飛距離は変わってきますが、一般的な飛距離をお伝えしておきます。ドライバーの飛距離がおよそ240ヤードほどだとすると、17度のユーティリティで200ヤードをやや超えていくくらいでしょうか。5番ウッドを同じくらいの飛距離と考えていいと思います。

20度のユーティリティで7番ウッドと同じくらいの190ヤード、24度のユーティリティで9番ウッドの180ヤードです。それより短い距離であれば5番アイアンなどを使用していくことになるでしょう。

ですから20度のユーティリティと7番ウッドの両方を入れる必要はありません。であれば17度のユーティリティと7番ウッドに分けたり、逆に5番ウッドと20度のユーティリティという選択になってきます。

ユーティリティで飛距離を伸ばすためのコツ

的確な飛距離が打てるのであれば、必要以上にユーティリティで飛距離を出す必要はないでしょう。飛ばそうと力んでスイングすると、ソールが狭い分だけフェアウェイウッドよりもダフリの確率が上がってしまいます。

打球はフェアウェイウッドよりも球が上がりません。ただしその分、ランが長いというのが特徴です。逆にロングアイアンよりは球は上げやすく、スイングもしやすいのもユーティリティが好まれて使われている理由です。

ユーティリティでしっかりとしたショットをするのであれば、フェアウェイウッドのような払い打ちではなく、アイアンのように打ち込む感覚でスイングすべきです。シャフトが短い分だけコントロールはしやすいですが、あくまでも下半身主導、体の回転でスイングする意識は大切になります。

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