目指せ!最短コースデビュー!ビギナーはドライバーから始めよう!
とにかく早くコースに出ればゴルフの楽しさを感じられる!
これからゴルフを始めようと考えている人は、レッスンに通ったり、近くの練習場に行ったり、知人に教えてもらったりと様々な選択肢が用意されています。オススメはレッスンに通うことです。
ゴルフは野球やテニスと違って止まっているボールを打つスポーツです。それゆえに自分にも簡単にできるだろうと思いがちですが、そこにゴルフが上達しにくいスポーツを言われる所以があります
具体的には動いているボールに対しては、体の反射を使うことができます。対してゴルフは止まっているボールに対して、自ら動き始めなければなりません。プロ野球の選手でも野手よりもピッチャーの方が、ゴルフが上手な方が多いのは腕の使い方など技術的な部分以外に、自ら動き出すというピッチャーの特性があるのかもしれません。
自分で好き勝手に動けてしまう。だからこそ客観的にスイングを見て、教えてもらうことが必要なのです。そこにレッスンに通うことをオススメする理由があるわけですが、ここで注意して欲しいのが、そのレッスンが自分に合っているかどうかです。「ビギナーなのだから自分に合っているかどうかなんてわからない」。もちろんその通りです。今回、参考にしてもらいたいレッスンの一例を紹介しましょう。
ひと昔前のゴルフは、会社の上司などを行くことが多く、コースデビューしたら下手でもいいからとにかくクラブを3本持って走れと言って教わった人も少なくありません。今どきそんなゴルフは楽しいはずがありません。教え方にしても、7番アイアンのハーフスイングで、とにかく基本をみっちりというのが典型的なスタイルでした。
もちろんスイングの土台を築くという意味では重要なスキルです。ただ、時間ばかりかかってしまってはゴルフの楽しさを感じる前に、他の趣味に走ってしま可能性で出てきます。せっかくゴルフに興味を持っているのに諦めてしまう。それだけは避けて欲しいのです。
ドライバーこそゴルフの楽しさがわかるクラブ
いち早くコースデビューするために必要なことは4つ。
まずドライバーでティショットを打つこと。次の1打でグリーン近くまで打つこと。3つ目にグリーンに乗せるためのアプローチ。最後はパッティングです。
この中でいち早くコースデビューするにはまずはドライバーを打てるようになることです。
ドライバーは長さがあり、ミートするのに難しいクラブですが、ティアップしているのである程度アバウトに振っても当てることができます。個々のコーチによってスイングの考え方はもちろん異なりますが、基本は同じはず。ドライバーは真っ直ぐ飛ばなくていいのです。OBにならずコース内におさまっていれば、次の1打が打てます。
もちろんドライバー以外の3つの項目も練習は必要ですが、とにかくティショットが前に飛べば、あとはなんとかなるもの。なんとかなるとは、一緒にプレーする人たちに迷惑をかけることはないという意味です。地味な練習ばかり、室内で続けていてもつまらないものです。1日のラウンドで1回でもいいのでドライバーが気持ちよく当たればゴルフは必ず楽しくなります。
スイングを固めてからコースデビューするのは昔の考え方。もっと “ドライバーで飛ばす”をテーマにコースで楽しむことを優先してみてはどうでしょうか。そのあとで、もっと良いスコアで回りたいという欲が出来てきます。そこで初めてスイングの精度をアップさせる練習をしても遅くはありません。
もしこれからレッスンに通おうと考えている場所があるなら、そこのコーチにドライバーから練習したいのですがと提案してみてください。「いやゴルフはショートアイアンから始めるものです」なんて決めつけて言われるなら、ちょっと考えてみてください。