グリーン周りのアプローチどうしてる?
今回のお題はグリーン周りでのアプローチ。冬場、夏場。気の抜ける季節はありません。冬場は芝が短く、枯れているところもあり、ダフリやトップを誘発してきます。
また、夏場は夏場で芝が一本一本強く、抵抗が強く距離感が難しく、また、スピンが中々かからないので止めることも難しい。
と、色々と課題があるグリーン周りでのアプローチですが、今回はグリーン周りでのミスが減るようなポイントを紹介していきます。
パターを多用してみよう
グリーン周りでのパターを使用してことがありますか?パターが意外かもしれませんが、グリーン周りでも非常に優秀です。
特に今のような冬場こそパターでのアプローチをおすすめします。
パターをアプローチで使用するメリットはズバリ、ミスを防げるということです。ウェッジでアプローチを行うと、どうしてもトップやダフリといったミスをしてしまいます。しかし、パターはどうでしょうか。毎回芯で打つのは難しいですが、ウェッジほど大きいミスはパターではでません。
しかし、どこでもパターを使用するわけにはいきません。それでは、どのような場所でパターを使用しないのが吉なのかを見ていきます。
1、芝が深い場所でボールが埋まっている時
芝が深いところでは、どうしてもパターを使用することが難しいです。フェースとの間に芝が噛んでしまいますし、パターでは球を浮かせることが難しいので、球が沈んでいるライではウェッジを使用しましょう。
2、グリーンまで距離のあるアプローチ
実際に打ってみるとわかるのですが、非常に距離感が難しいです。グリーンに乗ればそこからは転がりがスムーズなのですが、そこまでが問題。ウェッジであれば浮かせることができるので、落とし所を決めればあとは打つのみですが、パターでは距離が長ければ長いほど考えることが増えます。
では、距離のあるアプローチはやはりウェッジで打つしかないのでしょうか。
いいえ。しっかり救世主はいます。
距離のあるアプローチはユーティリティを
パターの次にオススメするのは、ユーティリティでのアプローチです。パターで打つには距離がありすぎる。そのようなシチュエーションでの使用をお勧めします。
ユーティリティであればパターよりロフトがあるので、少しばかり球を浮かせてアプローチをすることができます。さらにソールはウェッジよりも断然広いので、ダフってしまう可能性も軽減することができます。
球を浮かせてアプローチができるということは、ちょっとした障害物がある場合でも関係なくアプローチをすることができます。(スプリンクラーとか…)
ここでの注意点は、スピンが効かないのでランがかなり出るということをあらかじめ認識して打つことです。
打ち下ろしのアプローチの場合は動くきっかけをボールに与えてあげるだけ。このような心がけで打つと、案外良い距離感で打てるかもしれません。
ユーティリティとパターに共通するのはミスをする可能性が低い。ここにあります。もちろんウェッジでスピンをかけて寄せるというのは見た目も良く、憧れるものがあると思います。しかし、ゴルファー全員がそのようなプレースタイルでなくても良いと思います。
パターやユーティリティでアプローチを行おうとしたら、仲間内から非難の声を浴びることがあるかもしれません。
しかし、プレーしているのは自分自身。試してみる価値はあるとおもうので、まずは、練習場や自宅で練習して見てください。