ゴルフで100切りのコースマネジメントはリスク回避がカギ
ゴルフで100がなかなか切れない。
100切りのコースマネジメントはリスク回避をするという心構えがカギとなります。
完璧なショットより大きなミスを減らすこと。
「オール5」ではなく「オール3」のプレーに徹するというイメージです。
どのようなことなのか見ていきましょう。
100を切るための心構え
100がなかなか切れないという人は、「いいショットを打たないといいスコアが出せない」「ミスしたら100が切れない」などと思い込む傾向があります。
これらは大きなプレッシャーとなって、せっかくの実力を発揮できない、となってしまいます。
【完璧を求めない】
100切りの絶対要素はナイスショットより大きなミスを減らすこと。
OBに打ち込む、大ダフリやチョロなどのショットを減らし、あとは50〜60点のショットでOKと考えましょう!
とはいえドライバーやアイアンの自分の平均距離を把握しておくことや、アプローチやパットなどのショートゲームの練習を多く積んでおくことも当然必要です。
それらを踏まえて「100を切る作戦」の中心をリスク回避としてみましょう。
【心構え】
リスク回避を中心としたマネジメントでの心構えは次の通り。
・ ミスが続いたら距離を落として方向性第一
・ 50〜60点のショットをできるだけ継続
・ リスクを避けるコースマネジメントを覚える
・ ボギーを自分のパーと考えてプレーする
・ 自分の距離を正確に把握する
・ アプローチとパットの練習量を増やす
ピンを攻めるより重要なことがたくさんありますね。
100を切るためのポイント
具体的に100を切るためのショットのポイントを見ていきます。
【ティーショット】
100を切るにはティショットの安定性が必須。
ボールが曲がっても、セカンドショットが打てる場所に落ちれば合格です。
フェアウェイを外してもラフで止まってグリーン方向を狙えるなら問題なし。
打つ前にボールの真後ろに立って、30メートルくらいの幅に目標を絞ってみましょう。
【フェアウェイウッド】
フェアウェイウッドは、幅広いソールを滑らせるイメージを持つだけで大きなミスが防げます。
ボールの位置に気をつけて、3番よりも5番や7番でとにかくどんどん前へ進みましょう。
【アイアンショット】
アイアンショットでは、ハーフトップしてもOKと考えてミスを最小限に食い止めること。
クラブは鈍角に入れてソールを滑らせるイメージ。
鋭角に打ち込んだり、すくい上げたりしないように注意しましょう。
【トラブルショット】
無理が禁物なラフでは、ボールの浮き沈みをよく確認して、浮いていればティーアップしている時に近いので横から払うイメージ。
半分くらい沈んでいたら7番アイアン、埋まっているならサンドウェッジで脱出、など状況に合わせましょう。
バンカーでは左足を深く埋めて構えるのがコツ。
アゴの高さにも目を向けて確実に出せるクラブ選択をしましょう。
また林からの脱出には、ボールを低く打ち出せる5番ウッドの積極活用がオススメです。
【アプローチショット】
アプローチショットではまず30ヤードをマスターしておくとスコアロスが減ります。
AWかPWで、ボールを上げて転がすピッチエンドランを中心に考えましょう。
スイングのコツは、グリップエンドをお腹に向けたまま左右対称にスイングすること。
ボールをゆっくりと打ち出すイメージでリズムが安定します。
【パット】
ロングパットでは、方向性よりも距離感を重視。
入れるというより大きなカップをイメージしてアプローチ感覚で転がせばOKです。
一方ショートパットは確実にカップインさせておきたいところ。
最も重要なのはフェース面をカップにまっすぐに向けて構え、カップの奥の縁に当てるイメージでストロークすること。
こうすると視覚的にまっすぐ振り出すことができてカップインの確率がアップします。
まとめ
しっかり練習をしているのにいざコースではなかなか100が切れない。
その場合、様々な思い込みで自分に余計なプレッシャーをかけているのかもしれませんね。
100を切るには考え方を変えて、リスクを回避するマネジメントで攻めていきましょう。
ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。