「あのパットが入れば」と言うが実際大事なのはショットのほう

プレー・クラブ

「あのパットが入れば…」と思う瞬間はゴルフでは珍しくないことです。
しかしスコアアップを目指すなら、大事なのはショットの精度。
特にスコア80を目指すアマチュアゴルファーにとって、ショットを磨くことが最も効率的なアプローチとなります。
その理由を解説していきます。

ショットを重視すべき理由とは?

ゴルフスコアの多くを占めるのはやっぱりショット。
特にアマチュアゴルファーにとって、ショットの精度を上げることがスコアアップの最大の鍵となります。
その理由を具体的に見ていきましょう。

【ショットとパットの比率を知る】
ゴルフスコアを構成するショットとパットの打数を比較すると、ショットが圧倒的に多いことがわかります。
例えば、スコア90のラウンドではショットが約54打、パットが36打程度。
このショット数を減らす方がスコア改善の効率がよいことが明らかです。

【トラブルショットがスコアに与える影響】
プレー中に起こるミスや罰の代表的なものの中で、OBや池ポチャ、深いラフなどのトラブルショットは、罰があったりその後のプレーで大きく叩いてスコアに直接大きな影響を与えます。
これらのペナルティは、スコアを一気に崩す原因になります。

パットでの大きなミスとして3パットが挙げられますが、これは罰がつくものではないですし、未然に防ぎやすいミスでもあります。
となるとより一層ショットの精度を高めて、トラブルを未然に防ぐことがスコアアップに直結するということになります。

【グリーンオン率を高めるメリット】
プロのような精密さは必要ないですが、グリーンの幅内に安定してボールを乗せることができれば、スコアメイクはぐんと楽になります。
グリーンに乗る確率を上げることで、パットの負担を軽減し、全体のスコアを安定させられます。

ショット練習を優先しつつパットも効率よく改善

ショットがスコアメイクの基盤ですが、パットも無視するわけにはいかないですよね。
パット練習は3パットの防止を目標に、ショット練習とバランスをとって進めましょう。

【パットの重要性を理解する】
プロゴルファーにとっては、パットが試合の勝敗を左右する要素となります。
しかし、アマチュアの場合、パットの精度よりもショットの安定がスコアアップの基盤です。
ただし、3パットを減らすことは無視できないポイントです。

【練習時間配分はショット7割、パット3割】
練習時間が限られている中では、ショットとパットのバランスを考えた練習が求められます。
ショット練習に7割、パット練習に3割の時間を割くことで、スコア改善の効率が最大化されます。
特にドライバーやアイアンの精度向上に時間を費やすことで、ラウンド全体の安定感が向上します。

中でもショット練習では「トラブルを防ぐ」意識を持つことが重要。
特に、フェアウェイキープ率を高めたり、グリーン周辺でのアプローチ精度を上げたりすることで、大幅なスコア改善が期待できます。

【パターの練習で3パット撲滅を目指す】
パターの練習では、3パット撲滅のために確実に2パットで終える技術を磨きましょう。
特に距離感の練習に時間を割くことで、長いパットのプレッシャーを軽減できます。
ショットが安定していれば、この技術がさらに効果を発揮します。

【ショットとパットを組み合わせた練習の提案】
例えば、ラウンドを想定した練習を取り入れることで、ショットとパットの精度を同時に磨くことができます。
グリーン周りでのアプローチから1パットで終える練習など、実戦的な練習メニューを取り入れると、効率的にスキルが向上します。

まとめ

スコア80を切るためには、ショット練習に重点を置きつつ、3パットを減らすことを目指すのがベスト。
ショットの安定はトラブルを防ぎ、スコアを守るための土台となります。
その上で、パット練習をバランスよく取り入れることで、より効果的にスコアアップが目指せます。
ショット7割、パット3割の練習バランスを意識し、効率的にゴルフを楽しみましょう。

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