なかなかタッチが合わない下りのパットはどう攻略する？

ゴルフで実際ラウンドしてみると、下りのパットが多くのゴルファーにとって難題となるのではないでしょうか。
適切なタッチが求められ、ミスを防ぐための対策が必要です。
そこで今回、なかなかタッチを合わせるのが難しい下りのパットを攻略するための方法をご紹介します。

下りのパットを攻略するための基本戦略

ゴルフで下りのパットを成功させるには、基本的な戦略を理解していて、さらにそれを実践できるかどうかにかかっています。

【下りのラインを残さない】
誰しも経験があると思いますが、ロングパットでカップだけをイメージして打つと、難しいラインのパットが残ることがありますよね。
そこでスリーパットを避けるためにも、下りのラインを残さないことを意識して打つようにしましょう。

特にロングパットでは、漫然と打つのではなく、カップの周囲の地形をよく観察してラインを予測することが必要となってきます。
短いパットを残すために、様々な工夫をしましょう。

【ゆっくりとしたストローク】
下りのパットでは、ボールの転がりに勢いをつけないことが重要です。
特にロングパットだと下りでもついボールに勢いをつけてしまいそうですが、そこは腹筋に力を入れて構えて、そーっと引いてそーっと打つことで、ボールのスピードをコントロールしましょう。
フォロースルーもゆっくり行うことで、一定のリズムを保ちましょう。
これにより、パットの安定性が向上するのでミスを減らせます。

【トゥヒットで打つ】
ツアープロも実践しているのですが、あえてパターの芯を外して、トゥ寄りでヒットすることで、転がりの弱い球を打つという方法があります。

トゥ寄りでヒットというと難しそうですが、特に難しい技術は必要なく、トゥ寄りにボールをセットして、通常のパッティングと同じようにストロークするだけです。
これで下りのラインでもボールがコントロールしやすくなります。

下のパットの実践的な練習法

下りのパットを攻略するには、効果的な練習が欠かせませんね。
ここでは、自宅や練習場でできる具体的な練習法をご紹介します。

【ロングパットの練習】
ロングパットで下りのラインを残さないための練習では、まず距離感を養いたいところ。
それには、カップの周囲に目印を置き、カップそのものではなく、その目印に向かってパットをしてみましょう。
目印を色々変えてみて、様々なラインを試すことも効果的です。

またロングパットで下りのラインを残さないために、カップの手前１メートルくらいに目標を作って、その目標に向かってパットを行う練習もあります。
これができると、カップをオーバーせず確実にカップインを狙うことができますね。
これらの練習で下りのラインを避けるスキルを身につけましょう。

【下りのストローク練習】
もし下りのパットが残ってしまった場合のための、ストロークを安定させるための練習法。
ここではまず、ゆっくりとしたストロークを意識することが大切です。

ストロークのリズムを一定に保って、腹筋に力を入れて構えることで、安定したパットが打てるようになります。
また、フォロースルーも意識して、ボールの転がりをコントロールしましょう。

【トゥヒット練習】
下りのパットのために「トゥヒット」を練習することで、コントロール力を高めることができます。
パターの芯を外して、トゥ寄りでヒットするという練習を繰り返してみましょう。
これができると、ボールの転がりを弱くすることができるので、下りのラインでもコントロールしやすい安定したパットが打てるようになります。
この方法は、特に速いグリーンで効果を実感できます。

まとめ

下りのパットを攻略するためには、適切な戦略と練習が欠かせません。
下りのラインを残さないこと、ゆっくりとしたストロークを意識すること、トゥヒットを活用することで、下りのパットでも自信を持って臨めるようになります。
日々の練習を通じて、これらの方法を取り入れてみてくださいね。
確実にスキルアップが期待できて、ゴルフの楽しさが増すことでしょう。