ゴルフでナイスショットのために行う大事なルーティンはこれ

ショットの精度を上げるために多くのゴルファーが意識するルーティン。
しかし、多くの人が見落としている重要なルーティンがあります。
それはアドレスに入る前の動作だけでなく、バックスイングを開始するまでのラストルーティンです。
どのようなことなのか見ていきましょう。
ルーティンの勘違いと正しい理解
ゴルフのショット前のルーティン。
多くのゴルファーは、これをティーアップからアドレスに入るまでの部分だけと思っているかもしれませんね。
しかし、トッププレーヤーはバックスイング直前の動作を徹底して同じリズムで行っています。
この「ラストルーティン」に注目してみましょう。
【一般的なルーティンの誤解】
多くのゴルファーは、ショット前のルーティンを「ボールをセットし、アドレスに入るまでの一連の動作」と認識しています。
もちろんそれも大切ですが、それだけでは十分ではないのです。
実際、スイングの安定性を向上させるためには、バックスイングを開始する直前の動作もルーティンの一部として考える必要があります。
この「ラストルーティン」を適切に行うことがスムーズなスイングへとつながり、ミスショットを防ぐことができるのです。
【ラストルーティンとは】
ラストルーティンとは、ターゲットを注視する動作とワッグル動作のことを指します。
これらの動作を一定のリズムで行うと余計な迷いがなくなるので、スムーズなスイングができるようになります。
ゴルフのルーティンは「ボールをセットして構えるまでの動作」だけでなく「スイングに入る前の最後の準備」のラストルーティンまで含めたものとして考えることが必要なのです。
【世界のトップ選手が実践するルーティン】
実際に世界のトップを競う選手のほとんどが、バックスイング前のラストルーティンを一定のリズムで行っています。
彼らは同じ動作を同じ時間で繰り返すことで、安定したショットを打っているのです。
ショットを安定させるためのラストルーティン
そこで、ナイスショットの確率を高めるために実践したい、ラストルーティンの具体的な方法を見ていきます。
適切なルーティンを習得することで、スイングの安定性を向上させましょう。
【ターゲットを注視する】
アドレスに入ったら、ターゲットを注視します。
この際、注視する回数は2回までにとどめ、最後の2回目のターゲット注視は約3秒かけて行うことが重要です。
焦らずにターゲットをしっかり見ることで、スムーズなスイングを促します。
ポイント: 目標をじっくり見ることで余計な動きを抑えることができる
【ワッグル動作のポイント】
ターゲットを確認したら、ワッグル動作を行います。
ワッグルとはクラブを小さく揺らす動作のことで、スイング前のリラックスとリズムの確立に役立ちます。
この動作をできるだけ短時間でシンプルに行なって、構えてから3秒以内にバックスイングを開始しましょう。
ポイント: ルーティンの一環としてワッグルは毎回同じリズムで実施する
【一定のリズムを保つことが重要】
ターゲット注視とワッグル動作を毎回同じリズムで行うことが重要です。
リズムが乱れるとスイングのタイミングがずれ、ミスショットにつながります。
常に一定のルーティンを繰り返し、ナイスショットの確率を高めましょう。
ポイント: 自分なりのルーティンを毎回同じように繰り返すことが安定したプレーにつながる
まとめ
ショット前のルーティンは、アドレスに入るまでの動作だけでなく、バックスイングを開始する直前の動作 までを含めて考えることが大切です。
特に、ターゲットを注視する動作とワッグル動作を一定のリズムで行うことで、ショットの安定性が向上します。
実践すべきラストルーティンは次の通り。
・ ターゲットを注視する(2回までで最後の注視は3秒)
・ ワッグルを行う(リラックスし3秒以内にスイング開始)
・ 一定のリズムを保つ(ルーティンを毎回同じように繰り返す)
ラストルーティンを正しく身につけることで、ナイスショットの確率をアップさせていきましょう!