小柄でも非力でも+15ヤード!ドライバー飛ばしの秘訣はこれ



ゴルフクラブ・用品

ゴルフではパワーだけが飛ばしの源ではありません。
体の柔軟性を活かしたスイングや、ちょっとしたポイントを意識してみると、ヘッドスピードやミート率が上がって飛距離アップにつながります。
そこで小柄でも非力でもドライバーショットで+15ヤードが目指せる方法をご紹介します。

飛距離アップのために体をしなやかに

ゴルフで飛ばしたくても、筋力、体力に自信がないなら、体をしなやかに使って飛ばすことに注目してみましょう。

【手首を柔らかく】
飛ばすためには、スイングの際に手首を柔らかく使い、腕をムチのようにしならせましょう。
膝立ちの状態で構えたら、左腕とヘッドを同時に動かすイメージでバックスイング、ダウンスイングは左肩を回すことから始め、フィニッシュまで振り抜きます。
この素振りでは手首を使いつつ腕をしならせるのがポイントです。

【胸を正面に向ける】
ダウンスイングで体の開きが早いと飛距離は出せなくなります。
どうしても体が開いてしまう人は、右足の前にクラブを下ろしてボールを打つイメージを保つと◎
胸を正面に向けたまま、インパクト、フォローを迎えることを心がけましょう。

・ 右手首の角度を変えずに上げる
・ 右足の前にヘッドを下ろすイメージ

右手首の角度が変わらなければ、インパクトでフェースは開きません。
一度テークバックで右手首の角度をチェックしてみましょう。

ダウンスイングで体の開きが早い人は、右足の前にボールがあると思ってヘッドを下ろしてみましょう。
体が開かず、胸を正面に向けた状態でインパクトを迎えられます。

【ガニ股アドレス】
上がり3ホールで飛距離がガタ落ち…。
この疲れからくるブレを防ぐのがガニ股アドレスです。

疲れてくると、体の軸がブレて体が上下左右に動きすぎて飛距離が出ません。
そんな人は、両足の小指側に体重を乗せ、ガニ股気味に構えて下半身を安定させましょう。
バックスイングでのスエーを防ぎ、ダウンスイングでの起き上がりを最低限に抑えることが可能です。
軸も大きく動かないので、飛距離低下を防げます。

飛距離アップのためのドリル

ヘッドスピードが遅くでも、ドリルを行うことでスピードアップを実現できます。
大切なのは、力を入れなくてもヘッドが走るという感覚を身につけることです。

【ゆるグリップ逆さ素振り】
ゆるグリップ逆さ素振りをして、ヘッドが加速するポイントをチェックするドリル。

クラブを逆さに持って、握る強さをいつもの半分くらいに抑えてフルスイングを行います。
そこで風切り音がどこでするのかをチェック。
クラブを加速するポイントを変えながら、フォローで音が鳴るまで続けましょう。
その際、右足の前で音が鳴る人は加速ポイントが早過ぎます。

【スプリットハンド素振り】
体幹と腕の使い方を理解してヘッドスピードアップできるのは、スプリットハンド素振り。

いつもと同じようにクラブを握ったら、右手だけを動かして左手との間を1個分開けましょう。
後はその握りのままフルスイングを繰り返すだけです。
こうするとダウンスイング以降で、右腕が伸びる感覚と左腕がたたまれる感覚が徐々にわかってきます。

さらに、クラブが加速するポイントがどこかも見えてくるので、そのポイントを体に覚え込ませましょう。
注意点は目一杯のスピードでクラブを振ることです。

【アイアン左手1本素振り】
左手主導のスイングを身に付けて、ボールを押し込む力を養う、アイアン左手1本素振り。

7番アイアンを左手1本で持ち、右手を腰の後ろに回します。体の回転を使い、クラブをゆっくり上げて、ゆっくり下ろします。慣れてきたら、ティーアップしたボールを打ちましょう。ボールを押し込む感覚が身に付きます。

まとめ

パワーに頼らず体の柔軟性を活かし、手首や胸の使い方を工夫することで、小柄でも非力でもドライバーショットで+15ヤードを目指せる方法を紹介しました。
練習法として、ゆるグリップ逆さ素振りやスプリットハンド素振り、左手1本素振りが効果的です。
是非参考にしてみてくださいね。

関連記事一覧