アイアンの打ち方のコツを知ればトップもシャンクも怖くない
自分でも驚いてしまうアイアンで突然出るトップやシャンク。
今まで上手くいっていたなら、それがたまたまなのか、もともと打ち方が悪いのか悩んでしまいますよね!
ゴルファーの誰もが悩んだことがあるのではないでしょうか。
そこでもう一度アイアンの打ち方を振り返ってみます。
コツを知って、トップやシャンクをなくして自信を取り戻したいものです。
そして、スコアアップへのつなげ方も考えます。
トップとシャンクの原因と打ち方の身につけ方
ゴルフのアイアンで思い通りに打つには、トップとシャンクをまずなくすことです。
その不安があると、気になって集中できませんね。
【トップが出る原因】
・ すくい打ちをしている
・ インパクトで体が起き上がっている
ドライバーショットと比べてアイアンショットはピンに近づける目的があります。
その目標位置が気になって、インパクト後にすぐボールの行方を追いたくなります。
そして体が起き上がってトップしてしまいます。
【シャンクが出る原因】
・クラブのホーゼル部分にボールがあたっている
・知らない間にクラブのヘッドが向こう側に行っている
一度出ると「シャンク病」と言われるほど困った状態になります。
応急処置でその場をしのいでも、また出るのではと不安になってしまい思い切ったプレーができません。
遠回りですが、打ち方全体の見直しが必要になります。
【打ち方は7番アイアンで身につける】
アイアンのおさらいは7番アイアンで身につけます。
どのクラブでも良いような気がしますが、例えば隣の8番ではヘッドがウェッジに近い顔になっているので、やはり飛ばせるアイアンに近い7番がおすすめです。
7番は、短い距離の中ではヘッドが軽くて扱いやすい、それでいて距離がでるアイアンです。
自信が持てれば、どのような場面でもなんとかなりそうです!
7番が身につくと6番から先の長いクラブにも対応できます。
アイアンの打ち方はダウンブローで!
では7番アイアンでの打ち方のおさらいをします。
【アドレス】
7番アイアンを持ったら、まずアドレスから確認します。
両足の幅は肩幅、重心は真ん中あたりに置きます。
グリップは右手が両足の真ん中にありながら、左手が左ももの内側にくる「ハンドファースト」の構えです。
【ボールの位置】
ボールの位置はほぼ真ん中か、両足の真ん中からボール1つ分左にします。
ボールは7番アイアンより番手が上になるほど左、逆になるほどボールが右の位置になります。
簡単なようですが、アドレスをいつも同じにするには下半身の安定が欠かせません。
日頃から下半身を鍛えておくと、アドレス時の安定感を保てます。
【打ち方はダウンブローでコツをつかむ】
トップやシャンクは正しい打ち方「ダウンブロー」を身につければ解消できます。
ダウンブローは、クラブのヘッドがまだ下に降りている途中でボールを捕らえることです。
それには、ハンドファーストをキープしてインパクトまで持って行くことです。
すくい上げたくなるのを我慢してこの形をキープします。
ゴルフのスイングで大事なのが体重移動です。
アドレスの時は真っ直ぐ下に体重が乗っています。
そしてダウンスイングからインパクトで左足に体重が乗り、左右の足が8対2くらいに乗ります。
どの状態でも当てようと上げようとするとミスするので、あくまでも一連のスイングの中でボールを当てるようにします。
うまくいかない時は、クラブを小さく素振りして感覚を思い出してください。
だんだん振りを大きくしていきます。
トップの位置はコンパクトにしていた方がやりやすいでしょう。
感覚がわかれば、後はクラブが仕事をしてくれます!
まとめ
ゴルフではアイアンのダウンブローのコツがわかると、トップやシャンクをしなくなるばかりか、飛距離も伸びます。
そして打ち方に余裕ができると、万が一のトップやシャンクにも応急処置ができます。
ハンドファーストと、ダウンブローを思い出して、フェースを被せ気味に打ってみてください。
アイアンはスコアメイクに大事なクラブです。
上手く打てるようになれば、ベストスコアが出るのもすぐです!