お得にクラブを揃えよう。中古クラブの探し方



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ゴルフクラブは、1本1本が非常に高価ですし最低でも10本くらいは揃えないとラウンドもままなりません。最新モデルは魅力ですが、全部最新モデルで揃えると何十万円にもなってしまうこともあります。
そこでおすすめなのが中古クラブ。今回は中古クラブの探し方のポイントをお話します。

中古クラブはどこで買えば良い?

さて実際に中古クラブを買おうとした場合、どのような方法があるでしょうか?またそれぞれのメリットやデメリットも考えてみましょう。

・中古クラブショップ
一番一般的なのは、中古ゴルフクラブのショップで購入する子でしょう。
中古クラブは状態がさまざまです。実際に手にとってクラブの状態を確認できるというのは非常に大きなメリットといっていいのではないかと思います。
お店の規模により差がありますが、だいたい1000本から3000本くらいのクラブが常時在庫されており、自由に手に取って見ることができます。
初心者向けにセット組されたものから、最新クラブの新品まで品ぞろえは充実していて小物類も扱っています。
また、お店によっては試打設備があったり練習場に併設されているお店もあります。これらのお店では実際に試打して気に入ったものをその場で購入することが可能です。
非常に状態の良いクラブも多く、ぱっと見ただけでは新品と区別がつかないようなものも多く展示されています。
どんなクラブを選んだらよいのか良く分からない人はお店の人に相談して選んでもらうこともできるので、初心者でも安心してお買い物をすることが可能です。
デメリットは、そのお店に在庫があるものしか買えないということです。大手チェーンなどは他店舗からの取り寄せも可能だったりしますが、やはり手に取って決めるという実店舗ならではのメリットは失われてしまいます。

・ネットショッピング
中古クラブを扱っているチェーンは、インターネットでの販売も手がけています。大手のゴルフパートナー、ゴルフドゥの他にもゴルフダイジェストオンラインでも中古クラブの取り扱いがあります。
一番のメリットは非常に多くの在庫の中からクラブを選べるということでしょう。
たとえば52度と56度のウエッジを揃えようとしたときに、実店舗では欲しいブランド、シャフト硬度の52はあるが56が無い、といったことがおこります。高年式の人気モデルであれば細かくラインアップされていますが、いわゆる掘り出し物的なものでは思うように揃えられないということがあります。
その点インターネットであれば全国の店舗の在庫が掲載されていますので、根気よく探せば希望のものが見つかる可能性が高いといえるでしょう。
デメリットは、やはり状態が写真でしか確認ができないという点でしょう。写真ではよくわからなかった傷があるなどといった可能性も否定はできません。
また、当然試打はできませんので買ってみたが使えなかった、といったことがおきるリスクはあります。

・オークション
同じインターネットでのショッピングでもさらに難しいのがオークションです。
中古チェーンのショップのような統一された評価基準があるわけではありませんので、良否の判断がさらに難しくなります。
一方、個人間の取引であればショップのマージンが乗りませんので思わぬ価格で希望のクラブを手に入れることができる可能性もあります。

中古クラブを買う時の注意

初中級者の方は、できるだけショップで店員さんのアドバイスを受けながら選ぶのが確かでしょう。ただ高年式の人気モデルなどは中古とはいえ割高になる傾向があります。
アイアンやドライバーのように技術の進歩がすさまじいクラブでは、やはりなるべく新しいものを選んでおいたほうが無難です。
一方パターなどは、10年以上前のものでも例えばピンのアンサーのように今でも十分通用するものがあり、シャフトのへたりなどの心配もあまりありません。こういったものであれば3000円程度で手に入ることもあります。
ウエッジなども、高年式でなくても特に初心者初級者にはそれほど差がありませんので、これらのクラブではなるべく掘り出し物を探して予算をドライバーやアイアンにまわした方が良いのではないかと思います。

まとめ

まだスイングが不安定なうちは最新式のモデルを選ばずとも中古でも十分といえます。
むしろゴルフクラブメーカーの煌びやかな宣伝文句に踊らされてしまいしょっちゅうクラブを買い替えるようなことになってしまうと肝心のスイングに目が向かなくなってしまうこともあります。
宣伝ばかり見ているとどれを買っていいかわからなくなり、結局ずいぶん高い買い物になってしまうこともありますので、まずは予算をしっかり決めて合うクラブを探していくようにすると良いのではないかと思います。

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