車が無い!キャディバッグの運び方
ゴルフに行くのに車が無いのはかなり不便ではあります。なかでもキャディバッグをどうやって運ぶかは頭を悩ませるところです。そこで今回は車が無い方のキャディバッグの選び方、運び方についてアドバイスをさせていただきたいと思います。
キャディバッグの選び方
まずは一番基本的なキャディバッグの選び方です。いくら運び方を工夫しても元のバッグそのものがあまりにも重ければどうにもなりません。ではまず選び方のポイントを見てみましょう。
・口径
キャディバッグの大きさは口径であらわされます。これはクラブを入れる口の部分の大きさをインチであらわしたものです。8インチとか10インチといった表記です。
キャディバッグに入れるクラブの本数は最大14本で決まっていますので口径が大きければクラブの出し入れが楽になります。それだけ考えれば大きいほうが便利なようですが大きいものは背袋部分なども含めて全体が大きくなり重量も重くなります。
10インチ近いバッグですとカートに乗せる時もはみ出してしまい実用的ではありません。10インチ、11インチといったサイズはひとりひとりにキャディがつくプロなどが使うもので一般には向きません。
運搬も考えたおすすめのサイズは8インチから8.5インチくらいです。少し出し入れが窮屈になりますが14本入れる前提で作られていますし、サイズや重さも比較的軽めです。
・全体のサイズ
口径以外にも全体のサイズが細身のもののほうが運搬には便利です。
特に背袋部分はあまり大きくないものが運びやすくなります。そもそもアマチュアの通常のラウンドでは背袋にそれほど多くの荷物を入れることはないでしょう。
プロのようにウエアを何着、防寒着、雨具、場合によっては食べ物などを入れる必要はないので薄く作られているもので十分です。
それでも雨具や防寒用の上着くらいは楽に入ります。背袋部分は全体のサイズ感にかなり影響がありますので、ここがスリムなもののほうが運びやすいでしょう。
・重量
キャディバッグそのものの重量は軽量タイプのものを選ぶようにしましょう。素材はPVCなどの合成皮革が軽く、雨に濡れても簡単に手入れができます。8インチ台の合成皮革の製品は選択肢も広いので選ぶ楽しみも十分に味わえます。
特別な機能
運搬に便利な機能がついているものもあります。
いくつかご紹介しましょう。
まずスタンドバッグと言われるセルフラウンド用のバッグです。自分でバッグを背負ってラウンドするセルフプレー用に作られているものです。これは非常に軽くサイズも小さいので運搬だけ考えれば最高の選択になります。
ただ、普段のラウンドでスタンド機能はあまり必要がありませんしデザインもあまりかわいいものは無いなど制約もあります。
次にキャスターがついたキャディバッグです。移動の時は転がしていけますのでかなり楽に移動ができます。
またキャディバッグとボストンバッグを折り畳み式のキャリーカートに乗せるという方法もあります。これはこれで楽ですが折りたためるとはいえキャリーカートそのものが荷物になってしまうという欠点もあります。
さらに意外と便利なのがショルダーベルトの変更です。選択肢があまりないのですが通常の片側の肩にかけるベルトを両肩で背負えるようにするベルトです。プロキャディも最近は使用している方が多いですね。
まとめ
郊外にお住いの方は車がある方が多いでしょうが都心部ですと車が無いという方も少なくないでしょう。バスツアーなどいろいろなゴルフツアーがありますが最低限自宅からツアーの集合場所までは移動しなくてはなりません。
ゴルフの宅配便が便利ですが、それなりの料金がかかります。
今回の記事を参考にしていただき、移動に楽なキャディバッグを探してみてください。