代表パターの一つはピン型!上手く打つにはメリットを知ろう
ゴルフのパターのヘッドの形状で、最近種類が増えているのがマレット型ですね!
昔よりもグリーンが速くなったことと、ツアープロの間で使用者が多くなったことも要因かもしれません。
それでも、昔からあるピン型のパターは、初心者からベテランまで間違いなくオススメです。
その打ち方やメリットやデメリットとを知れば、ピン型の良さにも気づくのではないでしょうか。
今回ご紹介しますので、参考にしてみてください!
ピン型のパターの特徴とメリット・デメリットは
ピン型のパターは、50年ほど前にアメリカのピン社で開発されました。
その会社名が型の名前となって、長い間支持されています。
【ピン型の特徴】
・ 抜群の操作性の良さと構えやすさ
・ ある程度柔軟なバランスのとれたパターの型
・ フェース面を感じながらストロークができる
ただこれらの特徴を使いづらいと感じるゴルファーも確かにいます。
そのメリットとデメリットを知ることが大切になります。
【メリット】
シンプルな構造のピン型のパターは、フェースを開閉することによってヘッドのコントロールがしやすいです。
シャフトの線の上からフェースまでの芯の距離が適度にあるので開閉しやすいのです。
タッチを出しやすいので、ボールを打った感じが強く出ます。
そしてミスをカバーしてくれるので、パターの場面で落ち着いて打つことができます。
振り子のように自然にストロークすると、イントゥインの軌道になります。
パッティングに自然な軌道が出来るので、特にロングパットが打ちやすいです。
【デメリット】
ストロークが自然とはえ、開いて閉じる形にならないと思い通りにボールが転がりません。
そして、あまりにもヘッドの芯を外すと距離が伸びない場合があります。
また、ヘッドの重心が軽いので、ブレやすくなるかもしれません。
マレット型と比べて操作性が良すぎることが、逆に上手くいかない場面もあります。
機械的にストロークしたいゴルファーにとっては、デメリットになるかもしれません。
ピン型のメリットが行かせるメーカーとマレット型との比較
ピン型は、現在では様々なメーカーから出ています。
その中で代表的なメーカーをご紹介します。
また人気のマレット型との比較をしてみます。
【ピン】
言わずと知れたピン型の代表のメーカーで、契約外のプロも使うほどの人気を誇っています。
1966年に発表された「アンサー」はとても有名です。
【タイトリスト】
スコッティキャメロン氏はピンのカーステンソルハイム氏が作り切れなかったピン型のパターの追求をしました。
「ニューポート2」はピンの「アンサー2」というモデルをモデファイしたものです。
松山英樹プロやタイガーウッズもスコッティキャメロンがエースパターでした。
【オデッセイ】
オデッセイと言えばマレット型ですが、ピン型でもとても有名です。
スコッティキャメロンやピンとも違う、柔らかい打感と転がりの良さが人気です。
【人気のマレット型との比較】
パターで初心者によくオススメと言われるのがマレット型ですね。
マレット型は、手首を固定して真っ直ぐ引いて出す打ち方をするので、積極的な操作はしません。
感覚で打つのではなく、パターの重さで縦の距離感が出てコントロールができます。
そして手首を使うと、ヘッドをコントロール出来ずに方向性が不安定になります。
ピン型のパターのポイントは、緩やかなイントゥインでフェースを感じながら打つことです。
パターのストロークは自然に打とうとすると真っ直ぐにはなりません。
イントゥインの軌道で弧を描くので、ピン型は自然なストロークができるのです。
手首を使ってコツッとフェースの向きを感じながらパッティングする感じです。
まとめ
現在のパッティングスタイルは、ゆっくりとしたストロークが多いですね。
マレット型のモデルが増えたことと、グリーンの芝の状況がマレット型と相性の良いベントグリーンのコースが増えたことかもしれません。
しかしパターを選ぶのはやはり自分の感覚が頼りです。
長年愛されているピン型のメリットを知った上で、色々なものを試してみるのもパター選びの楽しみですね!