パターのラインを読むには初心者のうちにコツを知るとラク!



パター

ゴルフはパターのラインをどう読むかでスコアが大きく違ってきます。
ただ何となく打ってしまうと、3パットや4パットもありますよね!
初心者のうちにラインの読み方のコツを知っておくと100切り目前で足踏みすることも少ないのではないでしょうか。

プロでも難しいパターのライン読みを、アマチュアに合う方法でコツをつかみましょう。

ライン読みのコツは傾斜を知る

初心者に多いのがスコアに占めるパットの数で、3パットだけでなく、はまると8パットなどもあり得ますよね!
他のショットはとにかく前進でOKですが、パターは入らないとそのホールが終わりません。
意識してラインを読むことでスコアに直結できるので、コツをつかんでみましょう。

【パッティングで曲がる要因】
打ち出されたボールが曲がる要因は主に次の4つです。

・ 傾斜に沿って転がる
・ 芝目の影響を受ける
・ 打ち出し方の問題
・ 風などによる自然現象

グリーン上の読みではまず全体の傾斜を把握することが大事です。

【全体の傾斜を読む】
ますグリーンに上がる前に全体の傾斜を確認しましょう。
ゴルフ場はとても広く、パッと見傾斜の大きさがわかりにくいので、それほど全体の傾斜は重要なことに思えないかもしれません。
上りのラインなのか下りのラインなのか、傾斜を確認するだけでもボールがとんでもないところに行かなくてすむので、気をつけてみてくださいね。

【どこが一番低いところかをチェック】
グリーンの全体の傾斜を見て上りか下りかを読む際は、グリーン全体でどこが低いかチェックしてみてください。

多くの方がボールの後方からカップを見ますが、それだけだと固定観念を引き起こすので、逆からも見てみましょう。
できればカップの位置を中心に、時計で言うと0時3時6時9時の四方から見ると正確な読みができます。
またパターのシャフトを水平に構えたり両手を横に広げると、左右の傾斜がよくわかります。
ただ傾斜の読みは時間がかかるので、自分の番になって慌ててやるのではなく、他の方がライン読みをしている間などに済ませるようにしましょう。

アマチュアに合ったパターのラインの読み方

グリーンの傾斜がわかったら、後は距離だけを考えて打てば大体はOKです。
というのも完璧に読み過ぎてラインを外した場合、次が難しいラインにになってしまうからです。

そこでよく言う「アマライン」と「プロライン」は全然違うということを知っておきましょう。

【アマライン】
カップに届く手前でボールが逸れて行くラインで、フックラインの場合はカップの手前から左側にそれて行くラインです。
スライスラインはその逆で手前から右側に外れて行きます。
カップに届く手前で曲がっていくので、カップインができません。

【プロライン】
ボールはカップを通り過ぎてから曲がって行きます。
フックラインの場合はカップの右側を通り過ぎてから、左に曲がっていき、スライスラインはその逆です。
アマラインと違って入る可能性のあるパットですが、外した場合のリスクが大きいです。

【アマラインで2打目を簡単に】
アマラインを狙うなら、スライスラインで右に曲がると予測した場合、曲がり幅を少なめに読んでカップの右側に曲がるように打ちます。
そうすると、距離感が合っていれば上りのストレートラインが残るので、2打目がラクになります。

もしこれをプロラインで読んで思ったよりもスライスしなかった場合、カップの左側にボールが残ります。
すると「ショートしたら下りのスライス」「オーバーしたら下りのフック」となってしまい、2打目がとても難しくなりますね。
ゆるくラインをよむアマラインを知っておくだけで十分です。

まとめ

パターのラインを読むにはまず全体の傾斜を把握します。
そしてアマラインを目指して2打目を優しくできるようにしましょう。
打つ時は方向性よりも距離感を考えることに集中してくださいね。

それと同時に、ふだんから1~2メートルのパットの距離感を身につける練習を欠かさないことです。
相乗効果でパット数がグッと減ること間違いなしですね!

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