パターのサイトラインはいらない?気になる時はこうしよう!



プレー・クラブ

パットの方向性をより高めるために付いている、パターのサイトライン。
重要な役割を担ってくれる一方で、イップスなどパッティングに悩みがある時にサイトラインが気になってしまう場合もあります。
そのラインを消してみたら上手くいくかも!と思った時の対処を考えます。

サイトラインが邪魔!どうすれば消せる?

構えやすくして方向性を高めるために付いている「サイトライン」。
親切のためについているのが逆に邪魔になることがあるかもしれません。
あれ?と思う場面は・・・。

【ヘッド軌道のブレが気になる】
今まで順調だったパッティングで急に思い通りのプレーができない、イップスのような症状が出る場合があります。
その際サイトラインが気になってしまうことも。

・ ストロークをしようとするとラインが波を打つように見える
・ 似た形でラインがないパターでは打てる
・ 愛着があるのでパター自体は変えたくない

このような時にパターのサイトラインだけ消せないかな、と思うかもしれませんね。
塗料で埋めるとか、削るとかどんな方法がぴったりくるのでしょうか。

【気にならない見え方を探す準備】
サイトラインを消せればいいということで塗料を重ね塗りしても、ラインは浮き出てきます。
また溝内の塗料を落としたとしてもラインの型は残るのです。
かといって溝ごと削るのはよくないので、せめて気にならない見え方を探しましょう。

オススメなのは、ヘッドの見た目だけを変えられる、簡単にいじれるもので色々試してみることです。
一番簡単なのはサイトラインのある面全体をシールで覆うやり方です。

・ テープ状のもの
・ 丸いドット状のもの

これらで大きさの違う安価なシールをいくつか用意します。

気になるパターのサイトラインを覆ってみる

パターのサイトラインを上手く消す一番簡単な方法は、サイトラインのある面全体をシールで覆うやり方です。
黒とかグレーとか濃い色がベターです。

【遊び心で工夫してみる】
貼るシールが黒やグレーだとヘッドの色に近いのでよいのですが、貼ることによってフランジがのっぺりしたりマレットの感じが薄まって違和感が出るかもしれません。

・ 1センチ幅くらいのテープをラインと直角にタテに貼る
・ 丸いシールをいくつかに散らす

など工夫してみましょう。
またサイトラインを潰したら芯の打点がわかりにくくなるかもしれません。
そのような時は、フェースの上のブレード部分に直径5ミリぐらいのドットシールを貼るなど、遊び心を込めて気軽にやってみましょう。

【シールを貼った後】
シールを貼るのは手軽ですが、実際のコースではラウンド中はがれる心配もあります。
なのでサイトラインを消す気に入ったデザインが決まったら、シールではなくてペイントするのがオススメです。
これなら気が変わったら元に戻すのも簡単で、ペイントでも溶剤で落とせます。

【パッティングはサイトラインがあっても難しい】
パットのラインと平行のサイトラインは助けになるようで意外とやっかいです。
ヘッドが動くと、そのライン通りヘッドを動かそうとして手が震えてしまったり。

そんな人にオススメなのは、フェースと平行な、ラインに直交する「面のライン」を増やすこと。
先ほどテープを縦に貼るとご紹介しましたが、ボールのロゴなども縦に置くとフェースをスクエアに構えやすくなります。

またピン型のブレードを黒く塗って太陽光の反射を防ぐ方法がありますが、両サイドを2ミリくらいずつ残すと2つの縦のラインが出来ます。
そのラインを使ってスクエア感を増すという方法もあります。

まとめ

真っ直ぐ構えるための助けになるパターの「サイトライン」。
方向性を高める要因のひとつですが、それがかえって邪魔になるケースもありますよね。

そのような時は手軽にできる、シールを貼ることで対処してみましょう。
シールでバッチリなようだったら、ラウンド中にはがれないために、あらためてペイントしてみましょう。
ペイントして失敗しても落とすこともできます。
パッティングに自信を持てるよう色々と工夫をしてみましょう!

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