実はダブルパーの温床!パー3で絶対に大叩きしない方法



ゴルフライフ

ゴルフのラウンドで、パー5やパー4でダブルパーを打つことはなくても、なぜかパー3では簡単に「6」を叩いてしまうことがありますよね。
目標のスコアが達成できないのは、このパー3でのプレーに原因があるかもしれません。
そんなパー3の攻略法を考えていきます。

パー3で大叩きしないポイント

パー3での大叩きをしないポイントはティショットとパターにあります。

【ティショットのティアップ】
まず、アマチュアゴルフファーのティーアップは実は高すぎるとか。
多くの人は芝からティの棒の部分が見えていて、ボールが浮いている状態で打とうとします。
その高さのボールを打つのはティアップしないで打つよりも難しくなってしまいます。

ティの高さは、ティの頭を芝の高さに合わせるのが基本で、ちょうど芝の上にボールが乗る感じが正しいです。

【ティーショットのポイント】
ティーショットは、スイング軌道を安定させるために、フォローまで手元を低く動かすことがポイント。

パー3では、ティアップによって無意識に手元を少し高く動かそうとしてしまいます。
その結果、トップや煽り打ちのダフりを引き起こします。

手元を浮かないようにするには、腰や膝が伸び上がらないことが重要。
腰を落とした姿勢のまま手元を低く動かすと、打点が上下にずれなくなるので大きなミスショットを避けられます。

【ロングパットは少しロフトを寝かせる】
最近ロフトの多いパターを使う人が増えてきましたが、通常のパターでも少しロフトを寝かせて打つ方が距離感は合わせやすいです。
それはロフトがあることで、インパクト直後にほんの少しボールが浮いてくれるからです。

その一方避けたいのが、ロフトを立たせる打ち方。
ロングパットの強さで打つ際ロフトが立っていると、ボールは転がりすぎるか地面にぶつかって喧嘩するので、振った感覚と転がった距離が合わなくなってしまいます。

【ショートパットは浅めに読んでしっかり打つ】
2メートル以内のパットの場合、スライスやフックの幅の範囲は最大でもカップ1個分です。
それがわかっていると、ラインの読み方がシンプルになるはずです。

ただし、ジャストタッチで打つと、ボールのスピードが落ちるカップ際で多く曲がってしまう。
なのでショートパットは浅めに読んで強く打つのが最も確実です。

大叩きの可能性が高い場面

パー3で特に大叩きの可能性が高い場面を考えます。

【バンカー】
パー3の1打目を大叩きの可能性があるバンカーに入れたとしても、諦めるのは早いです。
確実にバンカーから脱出できれば、パーやボギーで上がることは可能。

バンカーでは、体は横に回転するけれども手首は縦に使って下すのがコツ。
最も簡単にバンカーから脱出させる打ち方は、ボールを直接打たずに砂を飛ばすエクスプロージョンです。

エクスプロージョンは砂を薄くとる必要はなく、落としどころもアバウトで良いので、とにかくヘッドを砂に入れることが出来ればOK。
ダウンスイングでは、手首を縦に使って真下に叩きつけることを意識してください。
どんなに手首を縦に下ろしても体は横に回転しているので、ヘッドは砂に入ったあと自然と出てきます。

【ラフ】
バンカーの次に大叩きの可能性が高いのが、グリーンを外してラフに止まった時。
プロはラフからフワッとしたボールを打って、パー3でも寄せワンのパーを拾いますよね。
アドレスした時にフェースを開いていて、しっかり振っても柔らかいアプローチになるのです。

フェースを開いてもハンドファーストになるとロフトが立つので、アドレスではシャフトをストレートにするのがポイントです。
あとは払い打つようにヘッドを低く動かせば高さのあるアプローチが打てます。

まとめ

パー3のホールは、距離が短いので簡単そうに見えてしまいますよね。
ところが実はダブルパーも叩いてしまう、気をつけたいホールです。
その攻略は、まずはティアップを適正な高さにすること。
大叩きの可能性を広げるバンカーやラフに止まったとしても、決して諦めないでしっかり脱出できるよう練習を重ねてみてください。

関連記事一覧