雨の日鑑賞に最適！人気があるゴルフ映画

人気があるゴルフ映画はいくつかありますが、今回ご紹介するゴルフ映画は、実話に元づいて製作された映画と、現実的にありそうな物語の映画です。それだけに共感する点もありますし、勉強にもなり感動できる映画です。

グレイテスト・ゲーム（THE GREATEST GAME EVER PLAYED）

時代は18世紀労働者階級がある、米国に生まれた少年フランシスが、ゴルフと出会い才能を開花していく実話です。アメリカで2005年に製作され、ヒットした映画ですが、日本国内では公開されていない映画です。貧しい農家に生まれたフランシスは、自宅の隣にゴルフコースができたので、キャディをしながら家計を助け、次第にゴルフの才能を開花させていきました。

プロではなく学生のアマチュア選手でしたが、優秀な成績を出す選手に成長。アマチュアのタイトルを取るまでに育ったフランシスは、ついに全米オープン出場のチャンスをつかみます。ですが貧しい家庭という階級を気にしている父に、「ゴルフは上流階級の人間がすることだ。仮に勝ったとしても、オマエはアマチュアだから賞金は一銭もないんじゃないのか。カネにならないようなゴルフなど辞めてしまえ！」と反対されてしまいます。

産業革命以来、上流階級・中流階級・労働者階級と階級が分かれていました。父親の言葉を聞いたフランシスは、全米オープンに出場したい気持ちと、父親からの反対の言葉の間で、悩んでしまいます。ですが、英国人チャンピオンのハリー・バートンに出会い、影響を受けたフランシスは、全米オープンの出場を決意します。

1913年全米オープンが開幕し、優勝候補のハリー・バートンと、もう一人のライバル選手である英国人のテッド・レイ、そしてフランシスは名勝負の試合を展開、大勢のギャラリーの中で競いあうのでした。果たして試合の結末は。

この映画ではゴルフが上手くなるための過程も、観ていて勉強になりますし、夢を強い意志で実現していく人生観など、共感できる映画になっています。雨天でラウンドが中止になって、予定が空いてしまった日などに、観賞すると感動できる映画です。配給元はディズニーで、上映時間は約2時間の映画になっています。

バガー・ヴァンスの伝説

戦争でつらい体験をし、心を閉ざしてしまった天才ゴルファーのジュナは、過去全部を捨てて隠遁生活をしていました。舞台は1928年のジョージア州、ゴルフも恋人アデールも捨ててしまう程、心の中が荒んでいたそんな中、元恋人のアデールも、父が大恐慌で自殺してしまいます。悲しい思いをしていましたが父の後を継ぎ、アメリカ最高と言われるゴルフ・リゾートをオープンさせます。

ゴルフ・リゾートで働くキャディとして、バガー・ヴァンスが現れて、落ち込んでいるジュナに、「ゴルフをやることで人生を取り戻せ。」と、もう一度自信をつけさせるための、アドバイスをして、精神的サポートをしてくれるのでした。最初は気が乗らないジュナでしたが、試合に出場することに。

最初は思うようにプレイできませんでしたが、次第に本来の自分らしいゴルフができ、元恋人のアデールとよりを戻して、人生を取り戻していきます。戦争の悲惨な体験を乗り越え、本来の自分らしさに気付き、立ち直っていく姿が、観ていて元気をもらえる映画です。配給元は20世紀フォックスで、上映時間126分の映画です。

まとめ

ゴルフはメンタル面も勝敗に大きく影響するスポーツなので、テクニックの面だけではなく、人生の中でゴルフを生きがいにしていく姿や、自分の人生を変えるきっかけになったなど、映画で学べるのでおススメです。共感したり感動して、今後のゴルフ人生に、良い影響を与えてくれます。