ゴルフ知識ゼロからのコースデビュー1週間最短ルートはこれ
ゴルフの初心者にありがちなのが、練習場でひたすらボールを打つこと。
やみくもに打っても上達は難しいのが残念なところ。
大事なのはビギナーに必要な準備をすることです。
そこでコースデビューまでのスイング完成最短ルートを思い切って「1週間」と設定したその方法をご紹介します。
コースデビュー最短ルート1日目~
スイングづくりは、14本のクラブの真ん中の7番アイアンで行います。
【1日目ハーフスイングまで】
まずはグリップから。
グリップの形は色々ありますが、両手が指で連結された「インターロッキング」がオススメ。
様々な動画や画像で紹介されています。
次はアドレス=ボールを打つときの構え。
両足を肩幅に広げたら、股関節から30度ほどのお辞儀をします。
その状態で軽くひざを曲げ両腕を自然にたらせば、正しいアドレスの完成。
アドレスからフィニッシュまで前傾30度を保ちましょう。
そして、8時から4時の振り幅のハーフスイングでインパクトを感じましょう。
ポイントは手や腕だけでクラブを動かさないこと。
練習場では、ソールで地面を滑らせるように打ってみるとわかりやすいです。
【2日目フルスイング】
フルスイングのコツは「飛ばさない」ことです。
力むとスイング軌道は乱れるので、全力の7割程度の力加減で次のように。
・ 左肩を押すようにしてクラブを引く
・ 肘を真下に自然落下させる
・ インパクトはアドレスを再現するイメージ
・ 左右の腕をまっすぐ伸ばして
・ フィニッシュで3秒静止
【3日目は正しい軌道】
ゴルフでは正しい軌道を覚えてしまうと後が楽です。
構えのボールから右の首筋を結ぶ線と、シャフトの延長線の内側を「Vゾーン」と呼びます。
この中で次のように振ると、スイングが安定してストレートボールが出やすくなります。
・ 腕と体を同調させる
・ 前傾角度を維持する
・ クラブを振り下ろす時右ひじを真下に自然落下させる
後方から動画を撮影して確認してみるとよくわかります。
【4日目ドライバー】
ドライバーはアイアンよりも広めのスタンス幅で。
ボールの位置は左足かかとの延長線上で、頭の位置はボールより後ろになります。
これでクラブヘッドが最下点を過ぎてからボールに当たる「アッパーブロー」となり飛距離が出ます。
ただし慣れるまでは「フルスイングの一歩手前」に留めて。
コースデビュー最短ルート5日目~
次に5日目以降です。
【5日目は真っすぐ打つ】
ゴルフでは飛距離よりも方向性をアップさせるのが正解です。
ボールを真っすぐ打てればコースで大叩きしません。
練習場ではストレートボールにこだわりましょう。
スイングは腕の三角形と前傾をキープ。
フェースは開閉しないでスクエアな状態を維持するつもりで行ってください。
手先でターンさせようとするとボールは曲がります。
【6日目アプローチ】
ピンの近くに来たら行う「アプローチ」。
ビギナーだったら「ピッチングウェッジ」だけでアプローチをしましょう。
色々な振り幅でのボールが浮く距離と転がる距離をチェックしたいところですが、「7時→5時」の振り幅を、パットの延長ととらえて練習することで十分です。
これがよく使う10ヤードくらいのアプローチです。
【7日目パッティング】
パターはコースで一番使うので、マットなどを使って必ず練習しましょう。
ビギナーはパターを真っすぐ動かせないことが多いので、そこを中心に練習を。
パットの基本は振り子のイメージ。
パターのヘッド形状にもよるのですが、特にマレット型なら真っすぐ引いて真っすぐ打つのが基本です。
ボールを2つ用意して、片方を1mくらい先に置き、そこにボールをぶつけるようにスイングしてみましょう。
慣れてきたらボールの位置を離してみましょう。
まとめ
コースデビュー最短の練習方法をご紹介しましたが、仕上げとして練習場では本番のように1球ごとにクラブを変えて打ってみましょう。
・ ドライバーで大振りしないで打つ
・ 7番アイアンでフルスイング
・ ピッチングウェッジでアプローチ
クラブは14本まで使用可ですが、ビギナーならこの3本とパターで、慣れたら本数を増やしていくというのも十分アリです!