バーディも大叩きもあるパー3のティショットを攻略しよう!
それほど距離があるわけでもないパー3。
飛距離のない女子ゴルファーでも、普通に打てばグリーンに乗ってあわよくばバーディもありそうですよね。
ところが上がってみると、ダボやトリも…。
しっかり攻略するコツはやっぱりティショット。
そこできっちり1オンするコツをご紹介していきます。
パー3で打つ前にやるべきこと
パー3で1オンできない理由は、なんとなく打っていることにあります。
入念な準備をしてグリーンセンターを狙っていきましょう。
【距離】
1オンをするためにはグリーンセンターまでの距離も確認しておく必要があります。
センターを狙えば、ティショットが多少ブレても1オンできる可能性が高いからです。
実際には、ピンまでの距離も計測し、風やハザードの位置も加味してターゲットを決めましょう。
【風】
次に風と自分の持ち球とを照らし合わせること。
前ホールまでの風の流れを覚えておき、芝を飛ばすなどでティーイングエリアの風向きを確認します。
そこで自分の持ち球がどのような影響を受けるのかを考えましょう。
林の切れ目は風の通り道になるので、林の密度も確認することが大事です。
【立つ位置】
立つ位置はセオリーの「対角線」である必要はないです。
コースが広く使えるから、ターゲットを対角線で考えるのがセオリー。
ただハザードの場合、対角線で考えるとターゲットを右目にして左に立つことになりますが、それだと体がダメなゾーンに近くなってプレッシャーになることも。
それならティーイングエリアの右側からまっすぐ構えたほうがよい、となります。
パー3でのティショット
打つ前の準備をしたらあとは打つだけなのですが、うまく打てない人は意識を少し変えてみましょう。
【芯で捉えるインパクト】
うまく打てない人は、打ち込む意識を消して入射角を浅めにしてみましょう。
パー3のティショットはアイアンを使うことが多いのですが、そこでアイアンで打つとなるとダウンブローの意識から、上から打ち込んでしまう人も。
打ち込んでいてもぴったりインパクトが合えば番手なりの距離を出せますが、インパクトがゾーンではなく点になってしまうので、少しのズレがグリーンを外す要因になってしまいます。
ダウンスイングで右肩が被らないように気をつけることで、入射角の浅いスイングができます。
これならインパクトゾーンが長くなり、ミスヒットする危険も減ります。
またボール位置を左めにすれば、同じアドレスから同じスイングをするだけでロフトが少し寝た状態でインパクトができるので、高い球で止める球が打てるなど、応用も利かせることができます。
【再現性の高いスイングのコツ】
打ち込んじゃダメというのがわかっても、うまく当たらないのは、過度に体重移動をしていることが原因かも知れません。
体重移動ではなく、足の力の入れ具合を意識してみましょう。
・ 右手のひらは下向き
・ 頭を残す
・ 体が流れないように
アイアンは飛べばいいクラブではなく、番手なりの飛距離でターゲットを狙うクラブ。
ですがパー3などティショットでアイアンを使うと、ティアップして打ちやすい状況だということもあって、無意識に体重移動をして飛ばしにいってしまうケースがあります。
飛ばしに行けば力んでしまうし、それを嫌がると緩んでしまいます。
再現性の高いスイングで打つには、力を入れるべきところに入れなければいけません。
その力を入れるべきところは「足」。
バックスイングでは右足を、切り返し以降は左足をそれぞれ地面に強く踏みつけましょう。
下向きに力を入れることで、体重移動しすぎることなくスイングできます。
たったこれだけでリズムよく振れるようになり、スイングの再現性が高まります。
まずは練習場で試して、その感覚をつかんでくださいね。
まとめ
きっちり載せればバーディ、その一方ダボやトリを叩くこともあるのがパー3のホール。
・ 打つ前の準備
・ 芯で捉えるインパクト
・ 再現性の高いスイング
きっちり1オンするには、これらを意識することが大切です。
どれも難しいことではないので、ぜひ取り組んでみてください。