ゴルフのレベル別苦手克服!朝イチのティショットの約束事
楽しみにしていたゴルフなのに、朝イチのティショットが上手く打てずいきなり凹んでしまう。
このようなことは誰しも経験があるのでは。
緊張した中でいいショットを打つための注意点は何なのでしょうか。
その日一日のラウンドの良し悪しを左右する大切な一打に注目してみます。
100切りが目標なら手打ち早打ちを防ぐ
レベル別にティショットの緊張の克服を考えます。
まず100切りを目標としている方。
このレベルだと、ティショットではドライバー以外のクラブで刻むことは考えないほうがいいです。
なぜなら、確率で言えば大きいヘッドのドライバーの方がまっすぐ飛ぶ可能性が高いからです。
【2本素振りでゆったりと振る】
スタート前は重いものを持ってゆったりと振るリズムを体に覚え込ませることが大切です。
アイアンを2本持って、クラブの重さを感じながら数回素振りをすれば、ストレッチ効果も得られて一石二鳥。
ここでは2本のクラブを腕力で振るのではなく、重さに任せて体をしっかり捻転させることが重要。
【トップとフィニッシュで左右の肩を入れ替える】
インパクトはあくまでも通過点なので、ボールに当てるための形を考える必要はないです。
形を考えると手打ちになって、スムーズに振れないのです。
トップとフィニッシュは、あごの下で左右の肩を入れ替えるだけという意識を持ちましょう。
【肩に力を入れない状態でアドレス】
朝イチに普段通りに振れない原因の一つとして、肩への力の入りすぎが考えられます。
基本的なことですが、腕をリラックスした状態で、真下にだらんと下ろした位置でグリップしてアドレスを作りましょう。
90切りが目標なら左右の曲がりを最小限に抑える
90切りレベルでも朝イチは刻みを選択しない方がいいです。
なぜなら第二打の残り距離を少なくするべきだからです。
そこで、集中的にドライバーで曲がりを最小限に抑える技術を覚えましょう。
【インパクトゾーンを長く】
方向性を上げるために、最も大切なポイントがフェースコントロールです。
これができるようになると、ドライバーでもボールを運ぶように打つことができます。
100切りではインパクトを意識しないように、としましたが、ここでは少しインパクトのイメージを持ちましょう。
フェース面ができるだけスクエアな状態をキープさせたまま振り抜きたいので、インパクトを点ではなくゾーンで考えます。
イメージは3つ並ぶボールを打つように振ることで、本球だけを意識しないことがポイント。
低く長くヘッドを動かせれば、それだけボールを押せるので方向性が良くなるのです。
【右足を固めず体の回転を使う】
インパクトでヘッドを静かに動かせば、ゾーンになるだけでなく反復性も高まります。
そのためにはフィニッシュでのピタッと止まれるバランスの良いスイングを目指しましょう。
下半身を固めず、体をしっかり回転させて、体全体が目標方向を向くように振り切ります。
【手元から動かさずヘッドから始動】
手先でヘッドを動かさないために、グリップエンドが常におへそを向くように振ります。
始動で手元から動かすと、体から手が離れて手打ちになります。
始動では手元はあまり動かさず、ヘッドから動かし始めましょう。
ただし、コックを入れるわけではないので注意してください。
【打ち終わったら着地まで見続ける】
インパクトを強くしないようにしても、どうしても力んでしまう。
それなら振り切った後にクラブを体の正面に戻して、ボールが着地するまで見続けましょう。
するとスイングバランスが良くなり、ボールを打とうとする動きを防ぐことにつながります。
まとめ
朝イチのティショットで100切り、90切りを目標としている方の約束事をご紹介しました。
共通しているのは、朝イチだったら刻むことを考えず、ドライバーを使用すること。
100切りが目標の人はそれ以降も基本ドライバーを使用しましょう。
さらに80切りが目標の方だったら、朝イチからでもしっかりコースマネジメントをすることが必要になるので、ドライバー以外のクラブでミスなく刻むことも考えましょう。