仕事とゴルフを両立させる「ゴルファーケーション」が気になる



ゴルフライフ

テレワークが進んでから「ゴルファーケーション」という言葉も登場。
これはゴルフ場でワーケーション(仕事)を行うことを意味する造語です。
ゴルフ場内の施設でテレワークを行い、その前後に練習やラウンドをするというプランです。
気になるこのプランを見ていきましょう。

ワーケーションとゴルフの組み合わせ

ゴルファーケーションは「ゴルフ」と「ワーケーション」を組み合わせたもの。
この「ワーケーション」とは何かを見ていきます。

「ワーケーション」は、「Workation」の略語で、仕事(Work)とバケーション(Vacation)を組み合わせたもの。
これは、仕事と休暇を同時に楽しむことを指していて、通常は仕事ができる場所でバケーションを楽しむことを意味します。
ワーケーションを取り入れる人々は、リモートワークやフレキシブルな労働環境の恩恵を受けつつ、異なる場所で新しい環境を楽しむことができます。

【ワーケーションの目的】
ワーケーションは、仕事を中心に据えつつも、新しい場所での文化や景観を楽しんで、リフレッシュする機会を提供することを目的としています。
人気があるのが、特にデジタルノマドやリモートワーカー、フリーランサーなど、場所に縛られない働き方を選択する人たち。
次第にその人気は様々な職種の間でも広がってきています。

【ワーケーションは多岐にわたる】
ワーケーションは、ビーチリゾート、山岳地帯、都市などさまざまな場所で行われます。
中でもスポーツワーケーションは注目となっていて、ゴルフ場もその一つとなりうるわけです。
仕事をしながら新しい環境で生活する柔軟性と自由度が提供されることで、ワークライフバランスの向上や創造性の刺激が期待されています。

ゴルファーケーションの例

ゴルファーケーションは、ゴルフ場に宿泊してテレワークを行い、就業時間の前後や休憩時を利用してゴルフを楽しむこと。
その例として福島県県南地方での取り組みをご紹介します。

【県南地方はリモートワークに適した設備が進んでいる】
福島県白河市が中心の県南地方は、リモートワークのためのコワーキングスペースやそれに適したホテルなどの施設の整備が進んでいます。
東京からだと、東北新幹線を利用すれば、JR新白河駅まで最短で片道70分ほどで来ることができるという、首都圏からのアクセスが良好なのです。
急に出社となっても慌てずに済み、リモートワークには便利な地域ということです。

【満喫したいゴルファーケーション】
この地域では、新白河駅からの送迎やWi-Fi完備の宿泊施設を伴ったゴルフ場も多くあります。
ここでどう過ごすかの例をご紹介。

・ ゴルフ場で朝8時から仕事
・ 11時から昼までゴルフ場の施設でアプローチやパターなどの練習
・ 昼食をとりながら午後2時頃まで仕事
・ その後夕方までハーフラウンドを楽しむ
・ 夕食の後に仕事をしてゆっくり温泉に入り就寝

友人や仲間と一緒や、同僚と会議や打合せをしてもよさそうです。
早朝ラウンドやゴルフ場契約プロのレッスン、早朝ハーフと薄暮ハーフなどを組み合わせれば、ゴルファーケーションを満喫できること間違いなしですね。

【ゴルファーケーションが楽しめるゴルフ場】
ゴルファーケーションプランを企画しているのが、白河国際カントリークラブ(白河市)、棚倉田舎倶楽部(棚倉町)、矢吹ゴルフ倶楽部(矢吹町)、白河高原カントリークラブ(西郷村)。
この4つのゴルフ場では、宿泊費、食事代、プレー料金を組み合わせた、それぞれの独自プランを用意しています。
テレワークには施設のWi-Fiを利用、机と椅子、電源が完備された宿泊室やレストラン、コンペルームなどを使用します。

まとめ

ゴルファーケーションとは「ゴルフ」と「ワーケーション」を組み合わせたもの。
さらに「ワーケーション」は「ワーク」と「バケーション」を組み合わせたものです。
仕事と休暇、リモートワークとゴルフを効率よく楽しむということですね。
今回福島県県南地方の取り組みをご紹介しました。
上手に取り入れれば、余暇と仕事いっぺんに充実して過ごせるので、是非チェックしてみてください。

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