ゴルフのスキルアップに!普段の生活の中に上達ヒントがある

ゴルフライフ

なかなか練習場やコースに行けないけれど、ゴルフのスキルアップを目指したい!
そのようなゴルファーに、普段の生活にひと工夫加えるだけでゴルフ上達のトレーニングができることをご紹介していきます。
どのようなことを習慣づけるとよいのか、見ていきましょう。

バランス強化&距離感を磨く

ゴルフのスイングのバランス強化や距離感を磨くことは、練習場やコースでだけでなく普段の生活で鍛えることができます。

【片足歯磨きでバランス強化】
ゴルフスイングは下半身を安定させることが大切なのですが、足裏を意識すると逆に力が入らずバランスが崩れやすくなります。
そこで下半身を安定させるために、肩足立ちで歯を磨いてみましょう。
歯磨きを意識しながら、自然にバランスよく立てるようになります。
O脚やX脚の人は、軸足の土踏まずを真下に向けてから片足で立つと安定しやすくなります。

【横断歩道を利用して距離感を養う】
ラウンド中は、景色や傾斜などによって、ターゲットが近く見えたり遠く見えたりします。
自分の感覚と実際の距離がずれているままスイングするのは、力みや緩みにつながることに。
「コースでは計測器があるから大丈夫」と思う人がいるかもしれません。
しかしパッと見て正しい情報がわかれば、ゴルフに必要な空間認知能力が高められます。

街中では横断歩道と手持ちの計測器の利用がスキルアップのチャンスです。
まず信号待ちで向こう側の道まで何ヤードか目測してください。
次に用意しておいた計測器で実際の距離を測ります。
信号が青になったら、「1歩1ヤード」の歩幅で歩いて確認しましょう。

横断歩道の白線は約1ヤード間隔なので、白線を踏んで渡ると1ヤードの歩幅で歩けるようになります。
これで距離の把握がしやすくなり、グリーン上でもタッチが合いやすくなります。

【姿勢を正して美スイング】
立っている時も座っている時も、正しいスイングに必要な「頭の位置は骨盤の上」を意識しましょう。
両腕を外回ししてから、前腕だけ内回しすると頭の位置が骨盤の上にきます。
座っている時も骨盤の上に頭があるのが正しい姿勢で、浅く腰掛けるとそれが保てます。
この正しい姿勢が辛い時は「3分だけ正しく座る」など時間を決めてやってみましょう。

潜在能力を引き出すトレーニング

体がスムーズに動かないのは、目の前のボールに集中しすぎるから。
自分を客観視するトレーニングで、プレッシャーに負けずにプレーできるようになります。

【目の前のものを見ながら別のことをイメージする】
ヒジや腰などの痛みが気になったままラウンドすると、スコアがよかったりしませんか。
目の前のボールに意識しすぎないと体がスムーズに動くということです。

そこでおすすめなのが、目の前の物を見ながら別のことをイメージすること。
例えば手のひらのボールを見ながら、昨日の昼食を、料理の見た目だけでなく味や匂い、食べていた自分まで思い出してみてください。

想像力を鍛えたら、それをゴルフに応用。
「アドレスしている自分」や「スイングしている自分」を俯瞰でイメージするなど、映像に意識を飛ばしながらプレーをしてください。
プレッシャーに左右されないメンタルや、再現性が身につくでしょう。

【階段を下りる時の景色の見え方をゴルフに応用】
ゴルフに集中は必要なのですが、一点に集中しすぎると目と体全体に力みが入ります。
階段を下りるときのように周辺がぼんやり視界に入った状態でボールを見ると、スムーズに体が動きます。

【指の役割を知って正しくグリップ】
カバンや傘、電車の吊り革を持つときは、クラブを握るトレーニング。
安定の指である薬指を中心にした3本で握る習慣をつけましょう。
人差し指と親指に頼ったグリップになりにくくなります。

まとめ

普段の何気なく行動する中に、ゴルフの上達に役立つことは結構あります。

・ 歯磨きでの片足立ち
・ 横断歩道の歩き方
・ 姿勢を正す
・ 階段で見える景色
・ 吊り革の握り方

など、多くの時間を割かなくてもできることばかりをご紹介しました。
ゴルフのスキルアップに役立ててみてくださいね。

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