熱中症予防のために!暑いゴルフ場で水分を効率よく摂る方法

ゴルフライフ

ゴルフの時の熱中症対策には水分補給が欠かせません。
ところが水を飲むだけだと喉は潤っても汗で失った成分は補えませんし、一方スポーツドリンクを飲めば元気になっても甘くて飽きてしまいます。
そこで水分とエネルギーを上手に補い元気にゴルフができる方法をご紹介していきます。

体とゴルフに効くドリンクは?

コンビニやドラッグストアには、たくさんのドリンクが売られています。
熱中症予防にはスポーツドリンクが定番ですが、それだけでは飽きてしまいますよね。
そこでスポーツドリンク以外の様々なドリンクの特徴を見ていきます。

【水】
水のメリットは、凍らせても常温でも違和感がなく、プレー中の気分転換にもなること。
一方デメリットは、軟水だとスポーツ中の水分やエネルギー補給としては向かないこと。
軟水はゴルフ当日の朝、また昼食前に飲むと過食が防げます。
カルシウムやマグネシウムが含まれている硬水は、ホールアウト後に飲むのがオススメですが、お腹を壊しやすいので注意。

【お茶】
麦茶だったらカフェインフリーでミネラル豊富なので発汗で失われた成分を補うのに◎。
昼食時やホールアウト後に飲んだり、疲労回復にも役立ちます。
一方緑茶や紅茶はカフェインが含まれているので、スポーツ時の水分補給には向かないです。

【エナジードリンク】
エナジードリンクは一気に元気になりますが、取り過ぎによる急性作用に注意したいところ。
行き帰りの運転時の眠気対策だけにとどめましょう。

【栄養ドリンク】
栄養ドリンクは疲労回復や集中力の維持に効果がありますが、飲み過ぎると肝臓や血糖値に影響が出ます。
飲むなら、朝食後や、カフェインなしなら帰宅後寝る前飲むのがよいでしょう。

【カフェイン】
カフェインは集中力を高めたり眠気覚ましになりますが、水分補給にはならないのでスタート前30〜60分前に飲むこととし、水分補給としては他のドリンクで補いましょう。

【ジュース】
果汁100%ジュースはスタート前の糖質補給になり、プレー後の疲労回復効果もあります。
補助食品として飲むのはよいですが、食事代わりとしてはエネルギーが足りないです。
スタート前やホールアウト後、また8、9番ホールで飲むのがよさそうです。

二種類のスポドリを飲み分ける

猛暑のゴルフでは、二種類のスポドリを、気温、発汗の度合い、疲労などの状況で飲み分けてみましょう。

【アイソトニック飲料】
アイソトニック飲料は、アクエリアスやポカリスエットなど安静時の体液と同じ濃度の飲料。
これはエネルギー補給にも適していますが、糖質が多いので、喉の渇きに任せて飲むと糖分を摂りすぎることになってしまいます。

【ハイポトニック飲料】
アクエリアスゼロや経口補水液など、熱中症予防に最強のドリンクがハイポトニック飲料。
ハイポトニックは人の安静時の体液よりも浸透圧が低いので、汗をかいて浸透圧が下がった体内に浸透しやすいです。
汗と共に失われたミネラルや電解質を補い、熱中症を予防してくれます。

【夏ゴルフのドリンクスケジュール】
そこで、夏ゴルフのドリンクスケジュー例をご紹介。

5時:目覚めたら白湯
6時:自宅で野菜ジュース
7時:スタート前の水
8時:練習前後のエネルギー補給としてアイソトニック飲料
9時:スタート前のエネルギー補給として冷たいオレンジジュースかアイソトニック飲料
10時:前半9ホールは水、ハイポトニック飲料
11時:昼食時は食事の塩分を薄めるために水または失ったミネラル補給に麦茶
12時:食後は眠気覚ましにホットコーヒー
13時:後半9ホールの前半は水、ハイポトニック飲料
14時:後半は発汗具合や気温によって経口補水液
15時:ホールアウトした入浴後の水分補給に水
16時:帰宅途中に紙パックに入ったオレンジジュースで疲労回復

まとめ

今回熱中症予防のための水分補給についてご紹介しました。
アスリートとして高い意識を持ってドリンクの飲み方をコントロールしたいですね。
また、よくある、ランチの時のビールのために水を我慢というのは危険です。
ビールには強い利尿作用があって脱水症になりやすいので、飲むなら前後に同量の水の補給を忘れずに。

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