ゴルファーが怖い紫外線から目を守るためにすぐ実践したいこと

ゴルフライフ

UVカットのウェアやクリーム、日傘など多くのゴルファーは紫外線対策に気を遣っていると思います。
ところが「目」への対策は忘れがちなのではないでしょうか。
目は紫外線の影響をいつも直接受けています。
紫外線から目を守って、目から入る大事な情報を活用してゴルフを楽しみましょう。

目は1年中紫外線を浴びている

紫外線は春から秋にかけて皮膚にダメージを与えることで知られています。
ところが実は、私たちは春から秋だけでなく1年中降り注ぐ紫外線の影響を受けています。
それによって目の健康に影響を及ぼすことがあるので、気をつけたいところですね。

【紫外線による目の病気になりやすい要因】
目に当たった紫外線は、主に角膜(黒目)と水晶体(目の中のレンズ)で吸収されます。
吸収しきれなかった紫外線の1 〜2パーセントは網膜など目の奥へ達し、目の健康に影響を及ぼすことあります。

・ 老眼
・ 白内障
・ 瞼裂斑(白目の上に黄色い斑点や隆起ができる)

これらの病気を引き起こす、強い紫外線を浴びている人というのは、紫外線の強い地域に居住、屋外労働者、職業ドライバー、屋外での生活時間が長い、屋外スポーツ、屋外レジャーなどに関わる人です。
ゴルフや釣りは、紫外線の影響を特に受けやすいです。

【急性障害】
ラウンドした後に日焼けのように目が赤くなる急性の症状は、多くのゴルファーが経験しているでしょう。
短時間で回復するとはいえ、頻繁に繰り返しているとダメージが蓄積して慢性的な障害につながるといいます。
急性障害には結膜充血があって、より多くの紫外線を浴びることで生じる紫外線角膜炎があります。

【慢性障害】
一方慢性障害というものもあって、主に4つあります。

・ 老眼
・ 白内障
・ 瞼裂斑(白目の上に黄色い斑点や隆起ができる)
・ 翼状片(白目が黒目を覆うように侵入する)

最も多いのが瞼裂斑で、進行すると翼状片になり手術が必要になります。

ゴルフでは紫外線カットアイテムを併用

ゴルフのラウンド中に目の紫外線対策として有効なのが、メガネ系のアイテムと帽子。
単独で使うより2つ以上のアイテムを組み合わせることで効果がアップします。

【帽子】
紫外線カット率20〜70パーセント。
つばの幅が 広く、7センチ以上の長さだと紫外線カット効果が高いです。
つばを下げてまぶたにかぶせるように着用するのがポイントで、さらにメガネとの併用で紫外線カット率が95%にアップします。
頭全体を覆うハットタイプがオススメ。

【コンタクトレンズ】
紫外線カット率81〜99%のUVカット素材のコンタクトレンズには、紫外線吸収剤が含まれ紫外線を遮る高い効果があります。
黒目だけでなく白目の一部を覆って紫外線透過を軽減し、サングラスの隙間から入る紫外線もカットしてくれます。

【メガネ】
紫外線カット率50〜95% UVカット機能付きのレンズなら、色が透明でも紫外線のカット効果があります。
かけないよりをかけた方が紫外線カット効果ははるかに高いです。

【サングラス】
紫外線カット率50〜98%のサングラス。
側面からの紫外線を防ぐには、鶴が太くレンズが大きいものだったり、ゴーグル状で顔にフィットしたものを選びましょう。
コンタクトレンズとの併用もオススメ。

【日傘】
日傘は暑さ対策にはなりますが、 紫外線対策としては効果が少なく、UVカット率は10〜30%。
UVカット率が少ないのは、様々な角度から散乱してくる紫外線が避けられないからです。
カートや木の下など日陰に入った場合も、カット率は25%しかないのです。
多くの ゴルファーが使う日傘の紫外線対策効果が低いとは意外ですね。

まとめ

目を守るための紫外線対策として、効果の高いアイテムを順にあげていくと、コンタクトレンズ、サングラス、メガネ、帽子、日傘となります。
様々なアイテムを2つ、あるいは3つを併用することによって、より高い紫外線、カット効果が得られます。
例えば、帽子+メガネ、コンタクトレンズ+サングラス+帽子という感じです。
これらを併用することで紫外線のカット率を上げて、目をしっかり守ってゴルフを存分に楽しみましょう!

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