ラウンド中にあれ?というミスが増えたなら目の老化が原因かも
長くゴルフをやっているけれども、最近以前のようなスコアで回れない。
もしかするとその原因は筋力不足や飛距離の低下ではなく「目の老化」かもしれません。
目の老化によるゴルフへの悪影響や、それを防いでスコアアップに繋げるためのセルフケアの方法をご紹介します。
目の老いによるゴルフでのトラブル
ゴルフは、老眼などの目が老化でぐんと下手になってしまいます。
【こんなことも目の老化が原因】
ゴルフであれ?というような次のようなミスは実は目の老化によるもの。
・ 芝目を読み間違えて3パット
・ グリーンの起伏がわからない
・ ショートゲームの距離感を見誤る
・ ロストボールばかりしている
・ ナイスショットのはずが池ポチャ
・ ショット後に傾斜地だったと気づく
・ フェアウェイと思い狙った場所がラフだった
更に見えないものを一生懸命見ようとすると、脳が疲労してゴルフが疲れるように。
【ミスショットの傾向からわかる目のトラブル】
また、ゴルフのミスの傾向から、目にどんなトラブルが予想できるといいます。
・ ショートゲームが苦手なら距離感が合わなくなっており老眼の進行の疑い
・ グリーンの起伏が判らないなら視界が歪んだり視界の中心が暗く見える加齢黄斑変性の疑い
・ ロストボールが増えたなら色の差が見えにくくなっており白内障の疑い
・ ハザードを見落とすことが増えたなら視野が欠けている緑内障の検査を
上記の疑いがあったらぜひ眼科で検査を。
「見える」はキープできる
次に目の老いを予防するための有効なケアをご紹介します。
【老眼の進行を食い止める毛様体筋ストレッチ】
スマホやPCをじっと見ることで硬くなってしまう毛様体筋は次のようにストレッチ。
顔の30センチ前で親指を立て、そこにピント合わせます。
そのままの姿勢で、視線だけを2メートルほど先の目印に移動させましょう。
遠近交互に5回ほど行うことで毛様体筋がほぐれやすくなります。
【目と脳の連携を向上させるペーパー裏読み】
視神経を伝わってきた情報を脳で解析して、初めてものが見えます。
目から入った情報を処理する脳の機能を、ペーパーを裏から見て解読するというトレーニングで鍛えましょう。
片面印刷の紙を裏返して文字を読むだけなのですが、これで目と脳がスムーズに連携します。
1日3分間を目標に、もし読みにくければ光に当てて透かしてみましょう。
【目の周りが温めるバームアイ。】
目の縁には皮脂腺があり、温めることで脂質の分泌量が増加し目が 乾きにくくなります。
簡単に目を温められる方法が、温めた手のひらを目に当てるバームアイ。
お湯を入れたコーヒーカップを両手で蓋をするように包み、手のひらを温めます。
続いて、目を閉じて手のひらを目に当てます(目を押さないように)。
目が疲れたと感じたときに行いましょう。
【ルテインとオメガ3脂肪酸を摂取】
目のために取りたい栄養が、小松菜やブロッコリー、かぼちゃなどに多く含まれる、ルテイン。
これは黄斑にある栄養素で、紫外線によるダメージを軽減してくれますが、加齢によって減少する上、体内で生産できません。
また青魚やくるみなどに含まれるオメガ3脂肪酸は、脂質の質を向上させ、目や脳の血流を促す効果が期待できます。
これらを意識して取るようにしましょう。
【目の老いを加速させるNG習慣】
一方普段から気をつけたいのが次のような習慣。
・ ドライアイになりがちな寝ながらスマホ
・ 網膜剥離や白内障の悪化にもつながる目をゴリゴリこすること
・ 紫外線ダメージをもろに受ける裸眼でラウンド
・ 加齢のせいとあきらめる
諦めず、老眼鏡を使う、眼底検査を受ける、疲れたら目を温めるなど、正しく目をねぎらえば一生「見える」をキープできます。
まとめ
ゴルフ中のミスが増えた原因は、筋力や飛距離ではなく「目の老化」かもしれません。
目の老化がショートゲームやパットに悪影響を与える一因です。
セルフケアとして、目の筋肉をほぐすエクササイズや、目を温めるバームアイ、栄養補給を行いましょう。
習慣を見直し定期的に目の健康をチェックすることで、ラウンドでのパフォーマンスも向上させていきましょう。