<若洲ゴルフリンクス>東京都内で爽やかな海風は貴重です!
「若洲ゴルフリンクス」の名前を聞いたことがありますか?東京でオリンピックが開催されることになり、ゴルフも新たな競技種目となっていることから、開催候補地として名前が挙がりました。なぜなら、ここはパブリックです。所有も運営も東京都です。東京都内にある東京都のゴルフ場はどんなところなのでしょう?
歴史
この若洲ゴルフリンクスは、昭和40年から10年かけて造成された東京湾の埋立地をゴルフ場用に整備して作られました。ですから、地形は全体的に平坦なのですが、フェアウェイには大小の起伏があり、池などもあり、戦略性に富んでいます。
名称の「リンクス」ですが、これはゴルフ発祥の地であるスコットランドでのゴルフ場の呼称「リンクス」から命名しています。
概要
・住所:〒136-0083東京都江東区若洲3-1-2
・アクセス: 首都高速・湾岸線の新木場ICより 3キロ
・設計:(コース監修)岡本綾子・川田太三
・全長:バックティー6881ヤード(レギュラー6378)
東京都内には20ほどゴルフ場があるそうです。東京23区内とさらに絞り込むと、ゴルフ場は3ケ所ありました。そのうちの一つがここ「若洲ゴルフリンクス」です。新木場インターからわずか3キロですから、都心に近いアクセス抜群のコースです。
地図を見ると、シーサイドというより海の上に浮いているようです。そのぐらいほぼ海に囲まれたコースと言えるでしょう。高低差もほぼないのですが、フェアウェイには自然なアンジュレーションがあり、埋立地とは思えないこともあります。松林などでホールのセパレートを行っているのですが、風の影響を無視することはできないでしょう。
特徴
東京都内のゴルフ場は会員制のところが多くあります。格式が高いところもあり、なかなか一般の人は利用する機会がありません。でも「若洲ゴルフリンクス」はパブリックなので、一般の方でも使えます。料金は平日が13,860円、土日祝日が22,860円で、キャディ付きです。月に三回ほどセルフデーがあり、その日はこれより安い料金設定です。その日は予約が集中するかもしれません。
施設ですが、練習場はもちろん、プロショップもレストランもあります。ランチはメニューが豊富で、朝食メニューもあります。男性浴室は開放的、女性の浴室も白を基調にしたモダンなデザインです。大晦日と元旦はお休みのようですが、それ以外は無休のようです。こんなゴルフ場が都内にあるのは大変有難いですね。
三方が海に面したロケーションなので、とにかく開放感のあるコースです。特に視界を遮るものもなく、東京湾を臨む景色は圧巻のひとこと。こんなに都会に近いのに、リゾートゴルフの気分になれるかもしれません。