オープンコンペってなんだろう？

予約サイトやゴルフ場のホームページを見るとオープンコンペという言葉を良く見かけます。一人予約サイトなどを見るとオープンコンペの特集ページが組まれていたりして、実に沢山のオープンコンペが出てきます。では、このオープンコンペとはいったい何でしょう？また参加することはできるのでしょうか？

オープンコンペとは

オープンコンペとは、基本誰でも参加エントリーができる大会で、多くの大会では一人での参加も可能です。
主催者はいろいろで、例えばゴルフ場が稼働の低い曜日の稼働を上げるために開催するケースや、ゴルフメーカーが自社商品の宣伝のために開催するケースなど、さまざまです。主催者によって、賞品にも特徴があり例えばゴルフメーカーであれば自社の商品が提供されていたり、その他さまざまな賞品が用意されています。
なかには地域の特産物などが提供されているケースもあり、それぞれ工夫して特徴を出しています。
コンペによっては、シニア限定であったりペアでエントリーであったりといった参加条件があるものもありますが、多くは特に制限なく1名でも参加の申し込みが可能です。
費用は通常のプレイフィー以外に参加費がかかることが多いので事前に確認をしておきましょう。
食事はついているもの、別途会計が必要なものなど、これもオープンコンペによってさまざまですのでエントリーを検討する際にチェックしておくと良いでしょう。

順位の決め方

オープンコンペによって、順位の決定方法や賞はいろいろですが一般的にはペリア、または新ペリアと呼ばれる方式でハンデキャップを算出してスコアを計算します。
ハンデを引かないスコアをグロス、ハンデを引いたスコアをネットと呼びますが順位はネットで決まるのが一般的で、グロスのほうは一番良いスコアの人をベストグロスとして表彰する形式が多く採用されています。
ペリア、新ペリアというハンデの細かい算出方法はここでは記述しませんが、簡単に言うと全ホールのうちハンデ算出対象になるホールを事前に主催者が決めていて、そのホールのスコアを元にハンデを決定する方式です。どのホールが対象になっているかは、もちろんプレイヤーには事前には知らされません。この形式をとることによって普段の腕前がわからない参加者にある程度の公平さをもってハンデを切ることができるわけです。
普段仲間内で決めているようなプライベートハンデはもちろんのこと、オフィシャルハンデを持っている方もオープンコンペでは関係なく当日のペリアまたは新ペリアで決められたハンデを使ってスコアの算出をおこないます。

<ｈ2>本当に誰でも参加できるのか
さて、オープンコンペに実際にエントリーしようと考えた時、本当に自分でも参加できるのかどうか不安になりますね。
ではオープンコンペは実際に誰でも参加できるのでしょうか？
答えはYESともNOともいえます。
参加そのものは、大会が60歳以上限定とか女性のみといったもので無い限りは制限がありません。しかしだからといって最低限の原則はあります。
まず、最低限自分のことは自分でできること。スコアは100が切れないとしても周りとペースを合わせて進むことができることが大切です。
はじめての方との組み合わせになりますので、当然誰かが面倒を見てくれるわけではありません。自分のことは全部自分でできるくらいのコース慣れは必要になります。
また上手い必要はありませんが、周りについていけるだけの早さは必要です。

まとめ

オープンコンペに一人で参加するというのは、最初は緊張しますね。しかし逆に言うとそういった緊張感を味わうのもゴルフの楽しみです。
競技アマならともかく、普通のアマチュアゴルファーはなかなかそのような緊張の中でゴルフをすることがありません。
仲間内のゴルフも楽しいですが、知らない方と純粋にゴルフを楽しむためのコンペというのもゴルフの新たな側面を知ることができる機会になるかもしれません。