すぐに実践できる!スコアが縮まるゴルフコースマネジメント



ゴルフコース

ゴルフのスコアメイクにもスコアアップにも欠かせない「コースマネジメント」。
マネジメントという言葉には難しいイメージもありますが、それを意識するかしないかで結果は大違い。
そこですぐにスコアが縮まるようなコースマネジメントのテクニックをご紹介していきます。

スコアメイクの基本的な考え

ゴルフのスコアメイクを考える時のコースマネジメントでは、ボギーまでに収めようとすることが大事です。

【罰打がつく所は避ける】
悪くてもボギーに収めることを考えると、OBや池などのペナルティエリアへは絶対に打たない、を徹底しましょう。
その意識だけでもベストスコア更新が見えてきます。

【ダメな考え】
ゴルフマネジメント上でダメな思考は次の通り。

・なにも考えずに打つ
・常にピン狙い
・ミスショットを引きずりすぎる

なにも考えずに打つ割に、そのショットをいつまでも後悔する、というのがよくありますよね。

【良い考え】
その一方、ベストスコアを出す考えは次の通り。

・最悪でもボギーで収めるよう努力し大叩きをしない
・OBなどのペナルティエリアには絶対に打たない
・ナイスショットを求めすぎない
・ベタピンよりも確実に前に進むことを優先

最悪でボギー狙いというのは難しそうですが、その意識を持つことが大切です。

コースマネジメントの実戦

実際のコースで遭遇する、さまざまなケースのマネジメントをご紹介。

【フェアウェイが狭く見える】
ティーショットの際、凄く狭く見えるホールでは、景色に惑わされずに狙いを定めること。
例えば両サイドに林が迫っているなら、左右に20ヤードブレたとしてもセーフとなるターゲットを決めて打てばOKです。

実際、セカンド地点に立つと「結構広かったんだ」と気づくことも多いことから、ティーショットは景色に惑わされないことが大事なのです。

【OBが近いティーショット】
たとえば左サイドが全部OBで、フェアウェイも右から左に傾斜している。
この場合のティーショットは立つ位置が大事です。

OBから離れた位置(左OBなら右側)に立ちたくなりますが、あえてOB側に立ち、ターゲットはOBとは逆サイドの「対角線」を狙います。
すると視覚的にも広く感じるし、実際にコースを広く使えます。

【右サイドの気になるティーショット】
右側に木が迫り出しているホールのティーショットも対角線で狙うのが◎。
右に打ちたくないので、ティーイングエリアの右側に立って左サイドを狙うこと。
持ち球に関係なく、木から遠ざかる方向を狙うのが基本です。

【バンカーが気になる打ち上げのセカンドショット】
グリーン手前のバンカーが気になるホールは番手アップ。
たとえば、距離的にユーティリティかな、というところをフェアウェイウッドで軽く打つ。

アマチュアは当たりが薄くなりがちなので、ハザード越えではオーバーを気にせず、絶対にショートしない大きめの番手を選びましょう。

【グリーン周りに深いバンカー】
1打でグリーンオンしたいパー3のホールでは、グリーン周りのチェックが大事。
たとえば狭いグリーンで、アゴが高い手前のバンカーがあるならそこは絶対避けたいですよね。

ここではバンカーを確実に超える番手を選んで、ピンではなくオーバーしても大怪我にならない奥行きの広い方向を狙います。
またティーショットがアイアンなら、ティーアップは高めにしてダフリを避けましょう!

【刻むか飛ばすか迷うティーショット】
ティーショットで刻む選択となるのは、落下地点にハザードがある場合。
そこで刻むと決めたら、狙うエリアへ打つ事に集中し、さらに2打目をどうするかまでの計画も立てると、結果大成功へとつながります!

まとめ

ゴルフのスコアメイクのためのコースマネジメントは、プレーをする上でとても大事です。
ティーショットの際、どうするのか見極めが必要なのですが、どんなケースも間違いないのが罰打がつくところ、つきそうなところは絶対避けること!
まずはそれを心がければいつもより良いスコアが期待できます。
慣れてきたら、それぞれのホールごとのマネジメントを考えながらプレーしてみてくださいね。

関連記事一覧