プレー直後のケアが分かれ道!?ニットのゴルフウェアのケア方法!
屋外で行うスポーツだからこそ、防寒のために暖かい服装をするのは、とっても重要です。冬の定番であるニットは、セーターであったりカーディガンだったり、または帽子だったりと幅広くアイテムとして使われています。
そんなニットですが、正しくケアはできていますか?プレー直後のケアによって、ニットの痛み方などが変わって来るのです。
ニットの取り扱いをチェックして、より長く大切にゴルフウェアを使いましょう。
プレー直後のケア方法
ニットは湿気が大敵です。
プレーで汗をかいていることを自覚していなくても、多少の湿気を帯びてしまっていることはあります。ですので、直後はあまりビニールなどにまとめたりはせずに、軽く畳んで布製の衣装ケースなどに入れて持ち帰ります。
もし、汗を多くかいてしまっていた場合には、ティッシュなどで軽く押さえて汗を吸い取っておきましょう。
この時には上側・下側と両方から、ティッシュで挟むようにして抑えると効率的です。
ゴルフウェアをまとめるのに、ビニールは便利ですが湿気をこもらせてしまいますので、気をつけましょう。
そして帰宅後は疲れているかと思いますが、なるべく早めに取り出して、ニットがすべらないハンガーなどにかけて風通しを良くしておきます。
この時に、洋服ブラシをかけておくとベストです。
ニットに軽く洋服ブラシをかけると、毛玉が少なくなります。また、毛玉が少なくなることで、ニット自体の痛みが少なくなります。
もし無い場合には、軽くパンパンと叩いて埃などの外の汚れを落としておきます。
このようにお手入れをしておき、1日ほどは風通しの良い日陰で休ませてあげます。
これをおこなっておくだけで随分と違いますので、プレー直後はぜひこれらのケアを行ってください。
毛玉ができたら
毛玉が目立ってきてしまったら、ハサミで丁寧に切るのがオススメです。
広範囲になってしまった場合は、毛玉取り機なども便利ですが、生地がデコボコとしてしまっていたりして巻き込んでしまった場合には、穴が開いてしまう可能性があります。
その点、ハサミでしたらゆっくりと確認しながら行えます。
ニットの生地と並行してハサミを入れて行きます。
慣れると楽チンではありますが、生地自体を切らないように気をつけ、平らな場所で行ってくださいね。
引っ張って取ろうとすると、生地の表面で絡まっている毛玉部分だけではなく、まだ絡まっていない部分まで引っ張り出してしまうこととなり、生地である毛糸が少なくなってしまい、どんどん痛めてしまいます。
着ている時であっても、毛玉を引っ張って取ろうとはせず、毛玉の絡まった部分だけを断ち切るようにしましょう。
伸びてしまったら
ついつい気持ちが熱くなってしまって、ニットを着ている時に袖まくりなどをしてしまうこともあるかもしれません。
すると、ニットは伸びてしまいがちです。
また女性の場合には、ニットにメイクがつかないようにと、襟ぐりをぐっと伸ばして着脱してしまって、伸びてしまうということもあります。
そんな時には、ぜひアイロンのスチームを使ってみてください。
衣服用スチーマーをお持ちの方は、そちらで問題ありません。
上では「湿気はニットの大敵」とお伝えしましたが、伸びてしまった場合には味方となります。
伸びてしまった部分だけにスチームをかけて行きます。この時に、アイロン本体はニットに直接当てません。
浮かせた状態で、スチームのみを当てて行きます。
デリケートな素材も多くありますので、最初はかなり遠くから少し当てては、手で様子を確かめて整えてください。
これで、元どおりとまでは難しいですが、改善させることはできます。
くれぐれも、あまり近づけて行わないように気をつけてくださいね。
まとめ
冬であっても、プレーをしていたら汗をかいてしまうこともありますし、冬の汗はこもってじっとりとしてしまうこともあります。
ニオイもそうですが、毛玉などもしっかりケアして長くゴルフウェアを使いましょう!
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