汗ばむ季節に向けてゴルフプレイの脱水症対策



ゴルフライフ

暑くなりますと脱水症で、突然倒れてしまう人もいます。誰でも自分が倒れるなんて思っていませんが、ゴルフコースは交通不便な自然の中に作られていると、救急車もすぐ到着しません。自分で行う脱水症対策が必要です。

こまめな水分補給で脱水症状を防ぐ

ゴルフ打ちっぱなしの練習や、ゴルフ場でラウンドしますと、夢中になりすぎて水分を取る回数が減ったり、飲むことも忘れています。ゴルフはサッカーなどと比べれば、運動量がすごく多いとは言えませんが、ラウンドは2時間以上になりますし、練習も何時間か行えば水分を飲まないと、いつの間にか脱水症状になっています。

人間は殆ど水分でできていると、よく言われていますが、約60%~70%は水でできています。自分の体内の水分量より、約2%~4%減りますと脱水症状が現れます。症状としては立ちくらみがしたり、呼吸が乱れて吐き気を引き起こす、ノドが異常に渇く、筋肉がけいれんするなどです。ゴルフ場でラウンド中に脱水症を起こし、救急車がすぐ来てくれればいいですが、アクセス不便な場所にあると、到着に時間がかかります。

軽度な脱水症状であれば、木陰など涼しい場所で頭を冷やして、水を少しずつ飲めばいいですが、体内の10%以上の水分が奪われている脱水症の場合は、命に関わる重症な症状になっています。一刻が命を左右する事態なので、ゴルフ場などではなるべく、脱水症にならないようにするために、こまめな水分補給が必要になってきます。

又、水分補給はスポーツで失われる、ミネラルも摂取できます。ミネラルはマグネシウムやカリウムなどで、筋肉の構成に欠かせませんし、スポーツをする人に必要な神経を向上して、俊敏に動けるようにするなど重要な成分です。

脱水症状にすぐ対応できる救急箱を自分でセット

ゴルフの練習場は練習中に、脱水症状で倒れても、アクセス便利な場所にあるため、救急車もすぐ到着することができます。ですが、アクセスが不便な自然豊かな場所にあると、救急車が到着するまでに症状が、悪化する状況も考えられます。そのため、救急車が到着する間までに、応急処置ができるかが大切です。

応急処置ができていると、お医者さんも次の対応へとなり助かります。そこでおススメの方法が、自分で応急処置できる救急箱を、必要な物を入れてセットし、ゴルフバックの中に常に入れておくと安心です。脱水症に対応できる飲み物は、経口補水液ですが、自分で作ることもできますし、市販で売られている商品を購入してもいいでしょう。

経口補水液は他の飲料と比較して、体への吸収率がいいですし、点滴代わりにもなりますので、救急車が到着するまでに飲んでおくと、症状が少し楽になってきます。それほど重症では無い場合は、スポーツドリンクで対応できます。これに合わせて、冷却スプレーや体温計、おでこに貼ることができる冷却シートなど、救急箱の中に入れておきます。

現在医者に通院している人などは、一緒にお薬手帳も入れておくと、お医者さんがすぐ対応できます。軽度な脱水症なら心配の必要はありませんが、ゴルフ場でのいざという場面の対策をしておけば、おもいきって楽しくゴルフをプレイすることに、集中することができます。

まとめ

ゴルフ場で意識を失って突然倒れたりしたら、一緒にラウンドしている人達にも、心配をかけることになるかもしれません。体調不良の脱水症に、対応できる救急箱を用意しておけば、コースを歩いている途中でも、応急処置することができ便利です。水分補給するだけで、筋肉の力も向上しますので、プレイに集中しすぎて水を飲み忘れるかもしれませんが、意識して水分補給するクセをつけておくといいでしょう。

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