ゴルフでロストボールしないちょっとした工夫とした時の対処
2019年のゴルフルール改訂で、ボールがラフや林などに入って探せる時間が5分から3分になりました。
時間短縮の意味ではとてもよいですが、3分で探すにはとざっと見て終わりのようです。
絶対あるはずと思っても、どうしても見つからないことがありますよね!
なるべくならロストをしないで済ませるには、どのようにしたよいか考えていきます。
ロストボールを防ぐのに準備するもの
ロストボールにならないように、あらかじめ準備しておくとよいものがあります。
【サングラス】
林の中に日光が差し込んでいると、光が反射してボールなのか葉っぱなのか区別がつきにくくなりますよね。
反射してよく見えないと短時間でボールを探すのは難しくなります。
そのような時に助けになるのがサングラスです。
サングラスの必要がない天候の時もあるでしょう。
それでも林の中によく打ち込むのなら、そこでだけででも使用するのがオススメです。
そして目の疲れも軽減できるので、サングラスは是非取り入れてみてください。
【距離測定器】
距離測定器は基本的にグリーンや目的の場所までの残りの距離を測るものです。
それ以外に自分が打ったボールの飛距離を見ることができる測定器もあって、それだとボールを打った地点から今いる地点までの距離が分かります。
さっき打ったところからここまで150ヤードくらい、という感じです。
例えばドライバーで230ヤード飛ぶ人が林の中にボールを打ってしまったら、今打ったところからの距離を見ながら、200ヤード付近から予測して探し始めることができますね。
打った感触によってはもう少し手前から探す、など調整するとよいでしょう。
距離測定器は距離を見ながらボールを探し始めることができるので、短時間でボールを探すのに便利なアイテムということになりますね。
【ボールの色を工夫】
さらにもう1つ、見やすいボールの色を探して使ってみましょう。
例えば林の中が茶色なら、ボールがオレンジ色だと見えにくいかもしれません。
では見つけやすいのは白なのか赤なのか黄色なのか。
実は見つけやすいボールの色は緑だそうです。
意外ですが緑色のボールは飛ぶ方向が見やすく、ラフでも浮き出て見えるのです。
構えてみると違和感があるかもしれませんが、使用するゴルフファーが少ないので被らなくてよいかもしれません。
感覚は人それぞれなので違いはありますが、少なくとも明らかに「見えにくい色のボール」を使うのは避けたほうがよさそうですね!
ロストボール(紛失球)とOBの新ルール
ここでロストボールの扱いについておさらいしておきます。
【ルール改訂前】
ティーショットがOBの可能性がある場合、1打罰で3打目として再度ティーショットを打つ。
セカンドショット以降がOBの場合は1打罰を加えてボールを打った場所の近くで、かつホールに近づかない場所でボールをドロップする。
その他ローカルルールで前進4打が適用される場合もありますね。
【ルール改訂後】
OBや紛失球の打ち直しの他に、次のローカルルールが設定できるようになりました。
それは救済エリアを確定してから2打罰でドロップできるということです。
ただしOBや紛失球の恐れがあるために暫定球を打っている場合にはこのローカルルールは使えず暫定球でプレーとなります。
その暫定球がOBや紛失となったらそのボールについては適用できます。
このローカルルールは親睦を兼ねたプライベートコンペなどではオススメですが、高い技量を持つプレーヤーに限定された協議会には適当でない、とされています。
ややこしいですが頭に入れておきましょう。
まとめ
どんなに上手なショットが打てるゴルファーでも、林の中やラフにボールが埋もれてしまうことはあります。
ボールを探すのに少しでも四苦八苦しないように、あらかじめ準備出来ることはしておきたいですね。
初心者の方でしたら、ロストボールの可能性が高いので、ボールは多めに用意しておきましょう。
各ホール分の数18個を持参しておくと、他の方にも負担をかけなくてすみますね。
カラーボールも試してみてください。