ゴルフ用品で圧倒的なシェアを誇る製品は



ゴルフライフ

毎年毎年数えきれないほどの新製品が発売されるゴルフ用品市場は、かつてに比べれば大幅に縮小したとはいえクラブも含め2500億円近い市場規模があります。
星の数ほど出てくる新製品の多くは数年で市場から消えていきますが、そんな中でも圧倒的なシェアを持ち続けたり、長年愛され続けている製品も存在します。
今回はそんな製品〇〇ならコレ!といった製品を紹介してみたいと思います。
なお、正確な市場占有金額ではなく長年一定の評価を得ていたり、所謂マインドシェアが高いと思われるものを含んでのご紹介です。

タイトリストのゴルフボール

ゴルフショップに行くと、特に初心者の方は頭が混乱してしまうくらいの種類が店頭に並ぶゴルフボールですが、ナンバーワンといえばやはりタイトリストのボールでしょう。
その中でもPRO v1やPRO v1xは全米オープンで使用率70年間連続1位という記録を持っています。
まだ糸巻きボールが主流だった時代には、日本国内ではダンロップのマックスフライが上級者やプロの間では圧倒的な使用率を誇っていましたが、現在では世界的にタイトリストが使われています。
タイトリストは日本のボールのようなヘッドスピード別の最適解という考え方を採用していません。ですので例えばヘッドスピードが速い方はコレ、遅めの方はコレという販売方法ではありません。ゴルフはドライバーばかりではなくショートゲームが重要といったことが主な理由のようですが、アメリカではジュニアの選手でもPRO v1を使うのが普通ですので、その考え方にも一理あるのでしょう。
価格が比較的高く、あまりディスカウントもされませんのでロストボールなども販売されていますが、タイトリストはそのようなボールは長期間池の水の中などにあったため本来の性能が発揮されないので注意するよう呼びかけています。
上級者やプロにとって、ボールを変えるというのはクラブを変えるよりもはるかに勇気がいることですのでタイトリストの牙城を他のメーカーが崩すのは並大抵ではないでしょう。

ゴルフプライド

ちょっと聞きなれないメーカー名かもしれませんが、長年ゴルフをやっている方は皆知っているといっても過言ではないグリップのメーカーです。
筆者の個人的な感想としては特に製品そのものが優れているという感想は無いのですが、価格がこなれていて使いやすいグリップではあります。
日本では最近イオミックの人気が高くなっていて、確かにフィット感は素晴らしいものがあります。
しかし、価格が高いため主流となるのはリグリップ市場のようです。
メーカーがクラブを発売する際に装着するグリップにかけられるコストはせいぜい数百円です。また一度に納入する本数が莫大になりますので、なかなか新興メーカーが食い込むことができません。
価格が安いのに一定の品質があり供給力が高いゴルフプライドのグリップはメーカーにとっては使いやすく選ばれることが多いようです。

フットジョイ

読んで字のごとくスパイクの大人気ブランドです。
最近はプロのツアーでも例えばアディダスのコードカオスを履いているプロが多かったりと特にソフトスパイクやスパイクレスが主流になってからはいろいろなメーカーのシューズを見ることが出来ますが革靴タイプの鉄鋲の時代には履きやすさで非常に高い支持をうけていたブランドです。
グローブも人気で使っているプロは多いですね。
Boaタイプのシューズの場合はフットジョイのシューズは遠目からでもすぐに見分けることができます。シューズ全体をBoaで締められるように踵部分にダイヤルがついているのは特許ですのでフットジョイしか採用することができません。ですので、踵にダイヤルがついていればフットジョイだな、というのがすぐにわかります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。このほかにも長年愛されてきた製品というのは存在します。長く愛され続けるのはそれなりの理由がありますので機会があれば一度使ってみてはいかがでしょうか?長く愛される理由がわかるかもしれません。

関連記事一覧