ゴルフの緊張をほぐすのは笑顔が有効!その取り入れ方はこれ



ゴルフライフ

楽しくゴルフをしていても、緊張が続いたり、ミスをしてしまうとたちまち表情が曇ってしまう。
それはよくあることですね。
しかし緊張したり気分が落ち込んだときこそ、作ってでも笑顔でいることで落ち着きを取り戻せるのです。

それには自律神経が関係しているのですが、ラウンド中に笑顔でいるとどうよいのか見ていきましょう。

プレー中の作り笑いでゴルフが上手に

楽しくプレーするのを心がけていても、ゴルフのラウンドとなると大抵のゴルファーは表情をこわばらせてしまう場面に遭遇するのではないでしょうか。

【バウンスバック率と笑顔の関係】
ゴルフのラウンド中に笑顔を失って表情をこわばらせていると、自律神経のバランスも崩れてプレーのリズムも悪くなりがちです。

そのような場面で無理をしてでも笑顔でいることがゴルフのプレーにプラスとなります。
笑顔によって自律神経が安定して、プレーの流れを取り戻すきっかけになることがよくあるのです。

例えば、グリーン周りでザックリとした時や、2~3メートルのバーディチャンスを外した時を想像してみてください。
ミスへのいらだちから表情が険しくなったり、いらだちの声を上げたりすることもあるのではないでしょうか。
それと共に交感神経が上がって血管は収縮してスイングに変調をきたすでしょう。
でもここで笑顔を取り戻せば自律神経もプレーリズムも早く立て直せて、バウンスバック率も上がります。

【渋野日向子プロの笑顔】
2019年AIG全英女子オープンを制して「スマイリングシンデレラ」と呼ばれた渋野日向子選手。
4パットのダブルボギーの後でさえ絶やさなかった、見ている人に伝わりやすい笑顔。
どのような場面でも笑顔を絶やさずプレーする姿が印象的でしたね。
バウンスバック率が高いのも笑顔と大いに関係があるでしょう。

とはいえ渋野プロのように、いつも笑顔でいられるのはなかなか難しいことです。
そこで簡単にできる、次のことを試してみましょう。

心からの笑顔と作り笑顔は同様の効果が

ゴルフでは笑顔でいることが効果的です。
その笑顔は自然に出るものだけでなく、たとえ作り物でも効果があるので、実行してみましょう。

【簡単にできる作り物の笑顔】
ゴルフのプレー中に作り物の笑顔はどうするかというと、口元に力を入れて口角をきゅっと上げるだけです。
もし口角を上げるイメージが掴みにくかったら「いーっ」と声を出すつもりで口を左右に広げてもOKです。
口角を上げると顔の筋肉がほぐれるのを感じます。
これを何回か繰り返すと、顔から首、肩にかけての無駄な力が抜けていきます。

笑顔には心身を自然とリラックスさせる効果があって、心から笑うのはもちろんですが、表情筋の緊張が和らぐだけでも同様の効果が得られることが分かっています。

【笑顔がダメならガムがある】
ラウンド中にリズムを崩しかけた時に笑顔を作るとプレーを立て直せるわけですが、ガムを噛むのも実は同様の効果が得られます。

ガムをアゴを使ってよくかむと表情筋がほぐれて副交感神経の働きが高まります。
さらに脳を活性化する効果も得られます。
多くのアスリートがガムを噛むのはそのためです。

一般のゴルファーでも、緊張するスタート前やプレーリズムを崩してイライラした時などにガムをかむと、副交感神経が高まって平常心を取り戻せます。
それでゴルフのパフォーマンスがアップするというわけです。

笑顔を作るのがちょっと苦手、それならガムを噛んでみて同様の効果を感じてください。
ただ、ガムを噛むときは音を立てないようにして周りへの配慮を忘れないようにしましょう。

まとめ

ゴルフでは少々のミスをしても、笑顔になれば心が落ち着いて副交感神経が活発になります。
血流や手先の感覚も改善されるのでプレーリズムを立て直せます。

緊張の場面で笑顔でいるのはなかなか難しいことですよね。
とりあえず、初めは作り笑顔だったりガムを噛むことから始めてみましょう。
自律神経のコントロールが出来るようになってスコアも良くなれば、作り笑いも心からの笑顔に変わっていくでしょう。

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