ゴルフのプレー代はなぜこんなに高いのか?その理由はこれ
ゴルフはお金がかかるイメージがありますよね。実際会計をすると軽く2万円を超えたり。
でもゴルフ場からしても運営するのには色々な費用がかかっているのも確かなこと。
その事情がわかれば高いプレー代にも納得できるかもしれませんね。
参考までにご紹介していきます。
ゴルフ場の維持には高いお金がかかる
ゴルフ場の維持には実際色々お金がかかります。
その内容を知ると高いプレー代も仕方がないと思えるかもしれませんね。
【天候などに左右される運営】
ゴルフ場は儲かっているようなイメージがありますが、実際運営は大変。
特に天候に左右されるのがゴルフ場の宿命で、大雨や台風などに遭ってしまうとコースの状態を維持するのに苦労するようです。
そしてネット予約もゴルフ場にとっては良くもあり悪くもあるそう。
手軽に予約が出来る反面、直前のキャンセルに利用者の抵抗がなくなっているといいます。
その場合キャンセル料を取るわけにもいかないし、取る方法もないのが現状です。
【収入はプレー代のみ】
最近のゴルフ場ではメンバーの年会費ゼロというところもあリますよね。
バブル後に年会費を無料にしたため、収入はプレー代が全体の9割というところも。
残りの1割は名義の書き換え料や競技料、売店の売り上げなど。
今さら年会費を復活させるということもできないそう。
そうなると今後はプレー代を上げざるを得ない、ということになりそうです。
【意外にも光熱費がかかる】
またゴルフ場の支出にはどのようなものがあるのでしょうか。
多くは人件費、光熱費、そしてコース管理費とのことです。
あるゴルフ場では、スタッフにかかる人件費が、全体の半分近くに及ぶそうです。
そして人件費に続く大きな支出が光熱費。
例えば、コロナ禍で一時閉鎖されたお風呂が再開され、プレー後の入浴によるリラックスが再認識されたところですよね。
ところがこのところのエネルギー価格の高騰でその支出の割合も増えているよう。
また新しくても古くてもゴルフ場には管理費が必ずかかりますよね。
ゴルフ場ならではの機材はいくら
ゴルフ場ならではの機材や小物、普段いくらするのかなど気にすることもないですが、これらは結構なお値段がします。
【乗用カート】
今後はリチウムイオン電池の電動カートが主流になってくると言われていますが、ガソリンカートの4人乗りナビ付きでいうとそのお値段は約120万円。
ちなみに軽自動車のスズキのアルトで一番安いグレードだと100万円を切ります。
そう考えるとカートは意外と高い、となるかもしれませんね。
【無人芝刈り機】
有人の最新鋭の芝刈り機の倍するという最新の全自動芝刈り機はなんと2,200万円。
これまでは不可能だった深夜における芝刈り作業が可能になることで、昼に芝刈り作業をしていた担当者を別の業務に振り分けられるメリットがあるといいます。
このほかにも芝を回収するスイーパーなど、さまざまな機械がコースメンテナンスには必要ですが、どれも数百万円するものが多いそうです。
【エアシューズクリーナー】
シューズについた芝や泥をエアガンで吹き飛ばすのがエアシューズクリーナー。
工事が必要となると100万円越え、据え置き型だと50万円が目安。
ステンレスの足置き台は、汚れや錆に強く半永久的に使えます。
エアーコンプレッサーは別売で、エアガン4本のタイプで64万円から72万円。
【ボールカップ】
1個9,400円〜19,700円。
心地よい音が出るように細工されたものや、音のしない海外製のものなど、さまざまなタイプがあります。
これは18ホール必要ですし、練習グリーンに開けられているケースも多い、となると合計では結構な金額がかかりますね。
まとめ
ゴルフは道具にお金がかかる上にプレー代も高い。
そんなイメージがありますが、実際ゴルフ場側では様々なことにお金がかかっています。
コースを維持するにも光熱費や人件費がかかるし、ゴルフ場ならではの様々な器具にも結構な値段のするものがありますね。
これでプレー代が高いのが納得、とすんなりとはいきませんが、色々な事情があることに興味を向けてみることも大切かもしれませんね。