身につけたい!ゴルフで無駄な一打をなくすためのマネジメント
ゴルフでは、たくさん練習したことによってショットの精度が上がっても、実際のコースで打つべき場所を間違えたら、無駄な一打が増えることになってしまいます。
そうなると結局スコアにはつながりませんね。そこで無駄な一打をなくすためのマネジメントを考えます。
パー4とパー5のマネジメント
漫然と突き進んでしまいがちな、パー4とパー5のホールでのマネジメントについて考えます。
【ボギーを死守したいパー4】
18ホールの中で最も多いパー4は、レディースティでも距離的に厳しい場合が多いので、基本ボギーを狙います。
ホールレイアウトでよく確認して、ボギーオン2パットで上がれるルートを見つけましょう。
【ティーイングエリアからグリーンが見えない右ドッグレッグのパー4】
この例ではティショットの落とし所がカギで、しっかり左に打ち出して逃げたい。
右ドッグのコーナーまでの距離をナビで確認し、キャリーでコーナーまで行けるなら右裾狙い。
それ以外は左寄りを狙った方が山越えにならずに、セカンドが狙いやすくなります。
2打目が左のOBが浅くグリーンに届きそうにないなら、右バンカーの手前にレイアップ。
届く距離なら、その日のグリーンが左グリーンなら左右グリーンの間。
右グリーンならグリーン狙いでどちらに外してもOKという感じで積極的にいきましょう。
【逃げるか攻めるかでパーを狙えるパー5】
距離が長いからと、長いクラブで打ち進めたくなるパー5ですが、その発想は100切りレベル。
ティーイングエリアではなく、グリーンから逆算すれば攻略法が見えてきます。
【右サイドがOBまで浅く距離もあり途中池もあるパー5】
ティーショットでは、右サイドが浅く落ちどころに木もあるので、積極的に左狙いでいきます。
ドライバーではなく確実に右にいかない番手を持つ選択もありですね。
2打目は、3打目が池越えになるので、池に届かないよう刻むことが重要です。
やみくもに攻めるとミスが出れば池に入ってしまいます。
ランも含め10〜15ヤード手前に止まるくらいのイメージか、自分の得意な距離を残す番手で打つのもいいでしょう。
3打目では、自信があるならキャリーでグリーン狙い。
不安ならハザードがなければグリーンとグリーンの間を狙ってボギーオンもありですね。
手前も奥も池がかかるので距離は確実にセンター狙いで行きましょう。
パー3とグリーン周りのマネジメント
パー3はしっかりパーを取りたいところ。
また、グリーン周りのマネジメントもしっかり考えたいですね、
【2つはパーを獲りたいパー3】
ティーイングエリアからグリーン面が見えて、短いクラブでティアップできる場面が多いパー3はチャンスホール。
グリーン周りが優しいホールならば、思い切って攻めればパーも拾えます。
ただし徹底的にハザードを避けましょう。
NGな攻略法は、ランを想定した距離の番手を持つこと。
それだけだとバンカーに捕まる危険性が高まります。
【グリーンの考え方】
グリーンは広く使うのが基本で、ティーイングエリアに立つ際にグリーンの状況を確認することを習慣づけましょう。
漫然と「乗ればよし」というイメージでは、3パットやハザードに捕まってしまいます。
セオリー的には、安全な面を広く使えるラインを想定すること。
・ 受けていてピンが手前ならシビアに攻めるか下のパットを残すか判断
・ 受けていてピンが奥なら手前を広く使えるのでピン位置まで転がす
・ 奥が下りでピンが奥ならピンを狙うのはNGでセンター狙いで
・ 奥が下りでピンがセンターならピン手前でハザードがあればキャリーでピン
アプローチで広い面からピンに近づけることができれば、パッティングもグッと楽になりますね。
まとめ
ゴルフではマネジメントをきちんとすることでスコアを縮めることができます。
パー3、パー4、パー5それぞれ考え方があるので、ただ前に進められればいい、グリーンに乗ればいい、と考えずにティーショットの際一度立ち止まって対策を練ってみましょう。
アプローチでグリーン上の安全な面に落とせると最高ですね。