簡単にできる筋肉ほぐしで冬のゴルフでも動ける体をキープ
冬は筋肉がこわばり、ゴルフをするにもスムーズなスイングや長時間のプレーが難しくなります。
またその筋肉の状態だとケガや疲れも蓄積してしまいます。
そこで今回たった10〜30秒で実践できる「筋肉ほぐし」をご紹介!
しなやかな体で冬でも快適にゴルフを楽しみましょう!
冬でも動ける体に!「筋肉ほぐし」の基本
寒いと筋肉は硬くなって可動域が狭くなるので、ゴルフスイングにも悪影響を及ぼします。
筋肉を柔らかくするには、無理に伸ばすのではなく「揺らしてほぐす」ことがポイント。
股関節や背中周りを柔軟にして、動ける体を作りましょう!
【なぜ筋肉を揺らすと柔らかくなる?】
筋肉は細い繊維の束でできていて、これをよくあるストレッチとして無理に伸ばそうとすると、その繊維を痛めることも。
一方、体を無理伸ばすのではなく、小刻みに揺らすことで筋肉がほぐれます。
小刻みに揺らすと筋肉の深部まで刺激を与えられるので、自然な形で体をリラックスさせることができます。
短時間で効率的に筋肉を柔らかくすることができる、ということになります。
【股関節を柔らかくする「ヒザふるふる」体操】
股関節が硬いと腰や膝を痛めやすく、スイングもぎこちなくなります。
「ヒザふるふる」体操は、椅子に浅く座って膝を揺らすだけの簡単なエクササイズ。
両膝を左右に軽く動かし、太ももやふくらはぎが揺れる感覚を楽しんでみてください。
これを10〜20秒続けるだけで、股関節が柔らかくなって、体が軽く感じられるはずです。
【寝る前に実践!背中と胸をほぐす「寝たままバンザイ」】
肩や背中がこわばっていると、猫背や巻き肩になってスイングに悪影響を与えてしまいます。
寝る前に仰向けになって、両膝を立てた状態で腕を頭の上へ伸ばす「寝たままバンザイ」を10秒キープ。
たったこれだけで背中の筋肉がほぐれ、肩の可動域も広がります。
毎晩のルーティンに取り入れてみれば、翌朝スッキリと目覚められるでしょう。
ラウンド前に実践!動ける体を作る準備運動
ラウンド前にしっかり筋肉をほぐしておくと、寒い冬でも体がスムーズに動きプレーに集中できます。
そこで、ゴルフ前のウォーミングアップとして全身を効率よく動かす「筋肉ほぐし」をご紹介。
【リズミカルに動いて筋肉を緩める「筋反射スクワット」】
筋肉をほぐすには、反射的な動きを利用するのが効果的です。
「筋反射スクワット」は、浅いスクワットをリズミカルに繰り返すことで、筋肉の緊張を素早く緩める方法です。
立ち上がったらすぐ腰を落とすようなテンポで10回×3セット。
頭を空っぽにして動くことで、体全体が軽く感じられるようになります。
【股関節をさらに柔らかくする「太もも抱えポーズ」】
座りっぱなしの生活で硬くなりがちな股関節をほぐすのに最適なエクササイズが「太もも抱えポーズ」です。
仰向けの状態になって片膝を胸に引き寄せて10秒間キープし、反対側も同様に行います。
これを2セット繰り返すだけで股関節周りの柔軟性が増すので、スイングの可動域も広がります。
【血流を改善する「足首ぐるぐる体操」】
足首が硬いとスイング時のバランスが崩れやすくなります。
そこで座った状態で片足を上げ、足首を10回ずつぐるぐる回してみましょう。
この「足首ぐるぐる体操」はとても手軽なので、家でPCを使っている時などでもできますね。
これを両足行うことで血流が良くなり、体がポカポカと温まりやすくなるので、下半身の安定感もアップし、スイング時の踏ん張りが効くようになるでしょう。
まとめ
冬でもゴルフでスムーズに動ける体を作るには、毎日の筋肉ほぐしが欠かせません。
・ ヒザふるふる体操
・ 寝たままバンザイ
・ 筋反射スクワット
・ 太もも抱えポーズ
・ 足首ぐるぐる体操
これらの「揺らす」「リズミカルに動く」などの簡単なエクササイズを取り入れることで、筋肉が柔らかくなり、ゴルフパフォーマンスも向上します。
たった10秒から始められる手軽さなので、無理なく続けられるのも魅力ですね。
しなやかな体をキープして、冬のゴルフを存分に楽しみましょう!