ゴルフシーンで使える!食事・パーティー・ビジネスマナー
マナーのスポーツとも言われるゴルフ。社会人だしビジネスマナーもできているから大丈夫。
それでも食事やパーティでの所作など、ゴルフではマナーに気をつけるシーンはたくさんありますよね。
うっかり恥をかかないためにゴルフシーンでも使えるマナーを再確認しましょう。
ビジネスマナー編
ゴルフだけでなく仕事の場面でも役立つマナーのビジネス編。
【第一印象が大事】
好印象を持たれるには第一印象が大事。
第一印象は数秒で決まるので、視覚面の印象が良いことは最も重要です。
相手の目を見て話すことや、清潔感のある身だしなみ、明るい笑顔はマストですね。
【人を紹介するときのマナー】
ゴルフでは初対面同士プレーするということが多々ありますよね。
自分が間に入って紹介する場面も多いことでしょう。
紹介する順番は、地位や立場などが上の人に先に相手を知ってもらうのが基本。
その際指をそろえて手を胸くらいまで上げて紹介相手を指し示す。
言葉だけであごを向けたりするのはNGです。
【初対面の人との会話】
初対面の人とは当然敬語。
「どちらに参られますか」ではなく「どちらにいらっしゃいますか」というように尊敬語と謙譲語を適切に使いましょう。
「ヤバい」「マジで」などがうっかり出ないように。
そして続かない初対面の人との会話は「キ・ド・ニ」。
一般的な話材例に「キドニタチカケシ衣食住」があります。
季節気候、道楽(趣味)、ニュース、旅、知人、家族、健康、仕事、そして衣食住というもの。
関係が浅い場合は「キ・ド・ニ」に抑えておくと差し障りがないです。
食事の場面でのマナー
意外とわからない和食弁当の食べ方や、立食のビュッフェ形式のパーティなど、慣れない場面でのマナーを再確認。
【和食弁当マナー】
和食弁当でポイントとなるのが、お吸い物。
お椀の蓋には水滴がついているので、勢いよくひっくり返すと飛んでしまいます。
蓋を立てて、水滴をお椀に落としてから裏側が上を向くようにお椀の奥におきましょう。
それからお刺身のわさびは醤油に溶かさないこと。
お刺身のわさびをつけるときは食材に乗せるのが正解です。
また和食は味の薄いものから食べるのが基本なので、白身と赤身なら白身魚から食べましょう。
そして天ぷら。
天ぷらのように食材が重なっている時は、上から順にいただくと綺麗に食べられます。
先に食べたい食材が一番下だったとしても、重要な席ではこらえて。
【取り皿がないことはどうする】
タレがついている料理を食べる時、手を添えるのは意外とあることですがこれはNG。
同様に顔を近づけて迎えに行くのも×。
しっかりタレを切ってから箸を口元に運びましょう。
お茶碗やお椀のほかに、小皿や小鉢は手に持ってよいとされますが、刺身や焼き物、揚げ物などが乗った皿や、煮物の大鉢などは手に持たないようにしましょう。
食事を終えたら割り箸は汚れた部分が隠れるように箸袋に入れます。
紙ナプキンは軽く折りたたみ、割り箸と一緒にお重の中にしまうと見た目が綺麗。
【パーティマナー】
ビュッフェ形式で座席指定がない場合、グラスや皿、フォークを片手で持つとスマート。
食事をする際は、右手でフォークを持って料理を口に運ぶと洗練された印象に。
またビュッフェでお皿に盛る時、たくさん盛りたくなるものですが、皿には3種類までを取り皿の内側のラインに収まる程度盛り付けるのが正解。
おかわりは何回しても良いので、一人一回一皿ずつ適切に取りましょう。
【紙ナプキンの活用】
所定の席がない場合、テーブルで見分けがつくように、グラスの下に紙ナプキンを敷くのが◎。
ただしそのまま敷くと見分けがつかないので、人と違う折り方をして使いましょう。
また着席のパーティだったらナプキンは3分の1折って膝の上におきます。
中座する時はナプキンをテーブルの上におきましょう。
まとめ
一般的な食事やビジネスマナーはゴルフに行った時にも通じるものがあります。
ゴルフでは初対面の人を紹介したり、コンペなどでプレー後にパーティが開催されたりします。
きちんと覚えておけば、ビジネス、ゴルフどちらの場面でも使えるので一石二鳥ですね。