ゴルファーにとって大きな目標の「80」は本当に切れるのか
一生懸命ゴルフをしている人にとって、80切りは大きな目標の一つ。
そのハードルはゴルフを始めた頃の目標100切りなどに比べると遥かに高いもの。
でもしっかり取り組めば80切りも全く届かない夢ではないのです。
思い切って3ヶ月でそれを達成する方法をご紹介していきます。
難しくない80切りの考え方
ゴルフの80切りには方程式があります。
それは9Hをパーオン率50%(全て2パット)+残り9Hを寄せワン2回(パーを2回ゲット)=夢の70台(79)というもの。
パーペースで、7回ボギーでOKです。
そして3ヶ月で80を切る最強メソッドは次の通り。
【1ヶ月目はスイングの基礎を再確認】
スコアの安定に必要なのは、まずスイングの土台作り。
体とクラブが同調する動きを身につけることで、全てのショットが飛躍的に安定します。
ここでやるべき練習は、ドライバーを使った振り幅70%のライン出しショットです。
振り幅とスピードを7割に抑えてみると、スイングの良し悪しがはっきり出ます。
ここでは男性で150ヤード、女性で120飛べば合格で、スタンスの枠内で動くのが理想。
【2ヶ月目は実践的ドライバーを覚える】
パーオン率を上げるには、ティーショットでグリーンを狙える位置にボールを運ぶことが必須。
OBを打たない技術でドライバーの精度を底上げ。
2ヶ月目は真っ直ぐだけでなく、あえてボールを曲げる練習をしましょう。
状況に応じた打ち分けができるようになるとOBは絶対出なくなります。
ここではスイングを極端に変えずに体の回転量で曲げるのがポイントで、ターゲットを決めて左右に曲げる球を打つ練習をしましょう。
【3ヶ月目は拾いのパーが取れるショートゲーム練】
2回以上の寄せワンに成功しつつ、ミスしても確実にボギーで抑えることができるアプローチやパットの技術を習得すれば80切りの準備はOK。
80を切るアプローチでは、低・中・高の3つを打ち分けることが必須です。
それには体とクラブを同調させるスイングを一つ用意して、アドレスを変えるだけで実現可能。
またパットについては、スクエア感が全て。
家で柱にヘッドをつけてスクエアなアドレスを作るだけでもパットは上達します。
80切りの4つのポイント
さらにラウンドで気をつけたい4つのポイントをご紹介します。
【ティショット編】
ティショットではボールばかり見ないようにして、左のこめかみでコースを感じましょう。
上田桃子プロがやっているのが、ショットの成功率を高めるために、左のこめかみとキャップの間にティを差し込むこと。
これで脳が刺激されて左側にあるコースの打ちたい弾道のイメージがしやすいとのこと。
【セカンド編】
セカンドでは、小さい番手で振り抜くか、大きい番手でコントロールかをしっかり決めます。
中途半端な距離が残った時に、自分が振り抜き派か、コントロール派なのかによって選ぶ番手も変わってきますね。
どっちのスイングが得意なのかを把握することがとても大事です。
【アプローチ編】
アプローチでは素振りが全て。
球を落とす場所にヘソを向けて振りましょう。
落とし場所にヘソを向けることで、適正な振り幅、力感がイメージできます。
これでアプローチの成功率が高まります。
【パット編】
グリーンに乗ったら、タップインパットを意識しましょう。
ファーストパットで寄せてセカンドで楽に沈めるのがパットのセオリー。
その際漫然とカップを狙うのではなく、明確にポイントを決めて打つことが大切です。
ちょっとしたコツですが、マークすることでグリーン場の待ち時間が増えプレーのリズムも悪くなるので、セカンドパットはマークしないと決めるのも◎。
まとめ
ゴルフを一生懸命にやっている人ならいつかは切りたい80の壁。
80を切ることは理論的にはそんなに難しいことではありません。
ティショットのレベルアップを行なって、セカンドでしっかりグリーンを狙える位置にボールを運べれば、パーオン率が上がって確実にパーを増やせます。
OBを出してダブルボギーとなってしまうと一気にスコアに影響が出るので、やはりドライバーの練習はとても大事です。
ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。