日本初の米シニア、JAL選手権はモンゴメリー優勝で幕を閉じた
海外男子
米国シニア(PGAチャンピオンズツアー)の日本初開催、JAL選手権の最終日が10日、千葉県の成田ゴルフ倶楽部で行われ、コリン・モンゴメリーが初代優勝者となった。
モンゴメリーは、「日本で初めての米国シニア大会で優勝できて光栄。来年も来日して連覇したい」と語った。
大会開幕前の5日に、他の選手と一緒に皇居に招かれ安倍首相と写真に納まったトム・ワトソンも、「日本は大好きな国、また帰ってきたい」と話していたように、選手や関係者から来年以降も日本開催を望む声は多い。
またステファン・エイムスは、帰りのバスにホテル関係者が手を振って挨拶している動画をツイッターに投稿し、「ホテルのマネージャーだけでなく、料理人も出てきて手を振ってくれた。信じられない!」とホスピタリティに感動した模様。
ツアー関係者も続々とソーシャル・メディア上で、
「なんて1週間だ!ゴルフ、食事、人々、東京、どれか一つなんて選べないよ!(ホントは食事だけどね)」
「ありがとうJAL選手権。あなたの文化、人々、おもてなしは他国の追随を許さない Sayonara watasi no ai」
と、日本で初開催の本大会の成功を称えた。
チャンピオンズツアーの公式サイトは「歴史は作られた」という題名と共に、「シニアだけでなくPGAも近いうちに日本で試合が開催されるようになって欲しい」という松山英樹のコメントを紹介。
米国シニアの次はレギュラーツアーが日本で開催されるか、2020年の東京オリンピックに向けて注目される。