女子プロがお手本！上手い人のスイングはとてもシンプル

アドレスからフィニッシュまで、いいゴルフスイングを分析すれば、自分に足りないものも見えてきます。
まずは色々なプロのスイングからヒントを見つけましょう。
そこでツアープロの中でも、美しいシンプルなスイングの女子プロを選びました。
参考にしてみてください。

連続写真で女子プロのスイングをチェック

ゴルフ技術の向上に、プロのスイングの連続写真を見ることはとてもためになります。
自分のスイングを撮る際後方からが多いと思いますが、雑誌やネットで見るプロのスイング写真は正面がほとんど。

できたら自分と同じような後方からの連続写真を見つけてみて、それも参考にしてみましょう。
そこで写真で見るプロのスイングをご紹介。

【飛んで曲がらないパワーヒッター岩井明愛プロ】
ボールが捕まらずスライスしがちな人には、岩井明愛プロの低く上げてコンパクトに振り抜くスイングが参考になります。

明愛プロのように低く上げるには体幹が強くないとできないのですが、真似できるポイントがあって、それはインパクトまで一貫して胸が開かないところ。
特に、ボールが捕まらずにスライスしやすい人は、ぜひ真似をしてみてください。

【一切ムダのない完璧スイング岩井千怜プロ】
岩井千怜プロも体幹が強い理想的なスイングです。
真似したいポイントは、アドレスでしっかり足の付け根から前傾しているところ。
これで傾斜時や風の強い時でも安定します。

ボールを挟んでいるような、肩と腕の三角形の懐の深さもチェック。
その状態から、三角形を崩さず体の中心で上げながら低く長くテークバックしています。
さらに注目したいのは、最後まで前傾角度と三角形が崩れないこと。
方向性に自信がない人は、チェックしてみましょう。

女子プロのスイングは参考になる

続きて小岩井さくらプロ、原英莉花プロ、山下美夢有プロのスイングを見ていきます。

【ブレない捻転スイング小岩井さくらプロ】
飛ばしより方向性、ライン出しをしたい人にオススメなのが、スイング軸が一切動かない、まるでアプローチの延長のようなスイングが特徴の小祝さくらプロのスイング。

インパクトで起き上がったり、ボール方向に突っ込んでしまう人にはとても参考になります。
ポイントは、両脇が開かず3時9時の形で腕が常に体の正面にあることです。
これを真似するには、両脇にタオルを挟んで3時9時の振り幅でのスイングドリルがオススメ。
方向性がアップし安定したボールが打てるようになります。

【ダイナミックな飛ばし屋原英莉花プロ】
距離が欲しかったり、高身長でフィジカルの強い人のお手本は原英莉花プロのスイング。
上半身と下半身の捻転差も使うので、柔軟性が必要で難易度は高いですが、参考にしたいポイントがあります。

まずはアドレスの形で、原プロは飛ばし屋なのに、肩の力がとても抜けています。
飛ばそうとして力んでしまう人は真似してみましょう。
また、前傾角度を最後までキープしているところを見習いたいですね。
もう一つは、トップでの左手の角度で、腕と左手首の角度が一直線になっています。
自分のトップと見比べて、意識してみましょう。

【ドローで攻める山下美夢有プロ】
ドローヒッターである山下美夢有プロのトップの位置は、全ゴルファーのお手本となります。
ドロー系の人は、彼女のアドレスの形や上半身と下半身の激しい捻転差に注目してみましょう。

ちなみに、自分がドロー系かフェード系かは、連続写真を見て上達するうちにわかってきます。
球筋のタイプに関係なくお手本にしたいのはトップの形。
原プロもですが、飛んで曲がらないスイングの共通点は、左の腕と手首のラインが一直線であること。
ここは全女性ゴルファーが目指したいポイントです。

まとめ

ゴルフの上達に、プロのスイングの連続写真をじっくり観察することはとても有効です。
ご紹介した女子プロのスイングは、アマチュアゴルファーにも取り入れられることがあって、よくある連続写真のほか、後方からの写真を見るのが参考になります。
機会があったら探してチェックしてみてくださいね。