ゴルフで飛ばすためのスイングのリズムは何拍子が一番?



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ゴルフのスイングにはリズムが大事。
自分のリズムが決まっていれば、プレッシャーがかかって体の動きと心がバラバラになっても、安定したショットが打てます。
ミスショットの時は自分のリズムで打てていないということ。
そこで何拍子のリズムが打ちやすいのか見ていきます。

いろいろなリズムの特徴

ゴルフのスイングにはリズムが大事ですが、何拍子でなければダメということでもありません。
それぞれのリズムの特徴を見ていきましょう!

【4拍子のリズム】
スポーツの世界でパワーを効率よく生み出すのには、4拍子のリズムが最適と言われています。
よく、重いものを持ち上げる時に「いち、に、の、さーん」という掛け声で力を合わせることがありますが、これも4拍子です。
ゴルフのスイングでは1、2、3、でバックスイングをしてパワーをためて「4」のインパクトで一気に解き放つイメージです。

【3拍子のリズム】
3拍子のリズムは、ゴルフのスイングの説明でよく耳にする「チャー、シュー、メン」。
この時の体の動きは「チャー」でバックスイング「シュー」でトップ「メン」でダウンスイングというものです。

ポイントは、4拍子の時と似ていてトップの形をしっかり決めること。
4拍子ではちょっとゆっくりだと思える人には3拍子がオススメです。

【2拍子のリズム】
2拍子はとてもシンプルで、1でバックスイング、2でダウンスイングをするというもの。
2拍子は歩いたり行進したりするときの自然な動きです。
トップで間を置くのが苦手だったり、バクスイングの反動をしっかり作りたい人にオススメです。

【自分に合ったリズム】
自分に合ったリズムの見つけ方は、実際にリズムを口ずさんで意識しながら振ってみること。
そこでしっくりくるものが自分に合っているので、いろいろ試してみましょう。

飛ばすためのリズムは2拍子

さて「ゴルフで飛ばすためにどうするか」となると、それにはヘッドスピードやミート率のアップが必要ですが、実はスイングリズムのアップも大事。

ゴルフのスイングリズムのアップを考えると、2拍子がオススメとなります。
2拍子で「クラブを振り上げる」と「ダウンスイング」のスピードを同じにすると自然に飛距離が伸びるというものです。

【70ビートくらいのテンポ】
2拍子を説明するのにリズムとテンポの違いを明確にしておきます。
リズムは「拍子」、テンポは「速さ」のことで、飛距離を伸ばすにはスイングリズムは2拍子がオススメ。
3拍子や4拍子だと、テンポやインパクトのタイミングが間延びしてしまって一定になりにくいというデメリットが生じます。

テンポアップするための2拍子のリズムは、メトロノームで言うと70ビートくらいの速さで振る感じで
スマホのアプリにもメトロノームがあるので「70ビートを2拍子で振る」を是非試してください。

やってみるとバックスイングを上げるスピードが、かなり速いと感じるかもしれませんが、バックスイングとダウンスイングのスピードが同じくらいのイメージで行ってみましょう。
それくらい速くてOKなのです。

【切り返しで力まない】
2拍子スイングでリズムを速めて、シャフトのしなりを最大限に引き出せたら、その結果ヘッドスピードがアップします。
ダウンスイングの時だけでなく、トップで切り返す瞬間にヘッドが少し下がるシャフトのたわみも感じてください。

そこでポイントとなるのが、腰を左に切る動作。
下半身の動きを先行させて、自然に肩や腕など上半身の余分な力を抜きましょう。
変に飛ばそうとして腕だけで振り下ろそうとするのはNGです。
トップから切り返す時にクラブの重さを感じられないなら、グリップへ力が入りすぎているということです。

まとめ

ゴルフではリズムがとても大事で、スイングでは2拍子、3拍子、4拍子など自分に合ったリズムを意識する必要がありますが、中でも速さを追求するなら2拍子がオススメ。
そこで大事になってくるのが切り返しです。
2拍子のリズムでも下半身リードできちんと切り返して、体全体を使ってのスピードアップを心がけましょう。

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