これがわかれば物知りなゴルフのギア選びに登場する用語
ゴルフのギアの性能をあらわす様々な用語。
よく耳にはするけれど、独特なものが多くて意味がわからずそのままスルー、ということがあるかもしれませんね。
しかしその意味を知っておけば、自分に合ったギアを選ぶ際にとても役立ちます!
この機会にしっかり抑えておきましょう。
クラブ選びの際に登場する用語
まずはクラブ選びの際によく耳にする用語をチェック。
【フレックス】
シャフトの硬さを表し、Rが「レギュラー」で標準的な硬さです。
そのRを中心として→S→Xの順でそれよりも硬く、→A→Lの順で軟らかいものになります。
硬さを決める際「振動数」などが基準になるのですが、メーカーによって同じフレックス表記でも振り心地が異なる場合があります。
【キックポイント】
シャフトが最もしなるポイントを差した言葉で「調子」とも呼ばれます。
シャフトを両端から押し曲げて、曲がりの大きい場所を目視で確認して決められます。
「手元調子」「先調子」といった表記がなされますが、実際はシャフト中央部数センチ内での分類になるので、シャフトの性質を表すには不十分と考えられています。
【トルク】
シャフトに力が加えられた時にねじれる動きとその度合いを指します。
数字が小さいほどねじれが小さくなり、手先の動きに対してヘッドが敏感に動くようになります。
【バランス】
スイングした際に、ヘッドをどれくらい重く感じるかを数値化したもので「D0」などアルファベットと数字を合わせて表記されます。
原理は、シャフト上のどこでバランスが取れているかを示したもので、ヘッドに近づくほどA、B、C…とアルファベットが進み、数字も大きくなります。
【バンス角】
ソール部分の出っ張り具合を示す角度でウェッジ選びによく登場します。
水平なラインに対して、出っ張りの頂点が何度の位置にあるかを計測しますが、メーカーによって計測基準が異なります。
その選び方は簡単にいうとザックリが多い方は角度が大きいハイバンス、トップのミスが多い方はローバンスを選ぶのが良いとされています。
パター選びに登場するよく聞く用語
パターは見た目で全然違うタイプがあるので選ぶのも迷いがち。
そこで登場する、形状に関わる用語についてご紹介します。
【マレット型】
投影面積が大きくヘッド後方に大きく伸びた形状のパターを指し、日本では「かまぼこ型」と呼ばれることも。
ヘッドが大きい分、性能を高める調整がしやすいため、現在では多種多様なマレット型パターが販売されています。
【ブレード型】
元々はL字型やT字型など、細いヘッドのパターを示す言葉でしたが、現在では主にクランクネックの「ピン型」パターを指すようになっています。
またマッスルバッグなど、トップブレードの薄いアイアンも「ブレード」と呼ばれたりもします。
【クランクネック】
ピン型などに見られる直線的に曲げたネック形状。
シャフト軸に対してヘッドを後方に持ってくることができるため、フェースを大きく見せる効果があります。
また、ヘッドが遅れて動く分、右に押し出すミスが出にくいメリットがあります。
【ベントネック】
ベントは「曲げる」という意味で、シャフトをカーブさせるようにしてネックを形成したもの。
曲げる角度によって様々な調整が可能になります。
一度曲げたものを「シングルベント」二度曲げたものを「ダブルベント」と呼ぶこともあります。
【スラントネック】
「傾斜した」ネックという意味で、シャフトからヘッドまで斜めに真っ直ぐなネックがついたパターを指します。
ネックが短めのものは「ショートスラント」と呼ばれることもあり、マレット型の大きいヘッドに操作性を付加できると近年人気になっています。
まとめ
ゴルフには様々な用語がありますが、使っていても実はよくわからないというものも。
今回ギア選びに登場する用語についてご紹介しましたが、その前段階としてゴルフギアの部分の名称、例えば「ライ角」や「ロフト角」そして「トゥ」や「ヒール」などなんとなくわかるけれど実際どの部分?という言葉があります。
この機会に、おさらいしてみてくださいね。